コラム April 24, 2019

梅雨の季節は不眠になりやすい?カラダの仕組みに合わせた対処法は?

雨が多くなり、朝から晩までジメジメした日が続く梅雨が、間もなくやってきます。 この時期は自律神経が乱れやすくなり、今までグッスリ眠れていた方も、夜中に目が覚め たり、眠りが浅くなったりして睡眠障害を発症することも。 梅雨の後に訪れる猛暑に備えるためにも、今から梅雨の快眠対策をマスターしておきまし ょう!

雨が降ると眠りが浅くなるメカニズム

人によっては癒しのサウンドと感じ、心地よい眠りに誘ってくれる雨の音。 その一方で、雨が降るときは気圧が低下しますので、この気候変化を耳の中にある「内耳 」という器官が感知して、自律神経に大きなストレスを与えます。
自律神経は、わたしたちの呼吸や血流といった生命活動をコントロールする神経で、日中 は交感神経が活性化して活動を後押しし、夜は副交感神経が優位になって心身をリラック スモードに導くんです。 しかし、気圧変化の影響で自律神経が乱れると、夜になっても交感神経が活発に働いてし まい、なかなか寝付けないとか、眠りが浅くなるといった睡眠障害が起きやすくなってし まいます。 梅雨の季節になると、必ず睡眠障害が発生するという方は、低気圧対策を行ないながら自 律神経のケアを徹底してみましょう。

低気圧対策に効果的なのは耳栓

先ほどもお話したとおり、気圧変化は耳が感知しますので、これを防ぐには耳栓を装着し て寝るのが有効です。 天気予報でこれから雨が降ると分かったら、日中でも耳栓をつければ、さらに効果的でし ょう。
シリコン製の耳栓で、耳を圧迫しないタイプの商品でしたら、寝るときに着けていても違 和感を覚えることは少ないですよ。 また、自律神経の乱れは深い睡眠を得ることで正常化しますから、この機会に寝具の機能 低下が進んでいないか、確認してみましょう。 寿命が過ぎているとか、こまめなケアができないために、汗や室内の水分を吸っているよ うな寝具でしたら、体圧を分散する反発力や通気性が低下して、快眠を妨げているかもし れません。 そんな時は、通気性バツグンの高反発マットレスに買い替えてみましょう。 寝返りが打ちやすく、汗の水分も素早く吸湿・放湿してくれるタイプの寝具だったら、眠 りの質がどんどんアップして、疲労やストレスに強い体質になることが期待できますよ!