コラム May 25, 2019

【夏のおすすめ快眠習慣】梅干しで快眠が進んでストレス対応力アップ!

昔から、疲れたら酸っぱい食品を摂るのがよいとされてきましたが、これはクエン酸が疲 労回復にひと役買うからです。
それどころか、クエン酸には、寝苦しい夏を快眠に導く効果も!
本記事を参考に、毎日の食事にクエン酸食品を取り入れて、疲れにくい体作りを進めませ んか? shutterstock_589844834 (1)

朝1個の梅干を食べる習慣を!

わたしたちのカラダは、朝起きてから次第に体温を上げて熱エネルギーを作り出し、それ を活動の糧として動いています。 ですから、朝食を抜くと体温を上げることができず、エネルギー不足の状態で仕事や家事 をこなすことになりますから、夜の疲労が増大して睡眠障害を引き起こしてしまうんです ね。
こうしたカラダのはたらきを考えて、朝食は必ず摂るようにするのはもちろんのこと、梅 干を1個食べるようにしてみて下さい。 梅干しなど酸味が強い食品に含まれている「クエン酸」は、エネルギー生産の効率を上げ る強力なパワーを持っています。 shutterstock_244465941 梅干以外では、穀物酢やレモンなどにも、このクエン酸が豊富に含まれているんです。 和食の時はご飯に梅干をのせる、洋食の時はサラダにレモンを絞ると、暑い夏をラクに乗 り越えられる、疲れ知らずの体質になることが期待できますよ。

クエン酸だけでは疲労は回復しない?

冒頭で、クエン酸には疲労回復作用があるとお伝えしましたが、この成分が直接的に疲労 を感じさせる物質を除去するわけではありません。 疲労感は脳にたまった活性酸素が発生させているのですが、これを排出するのはポリフェ ノールやビタミンC、リコピンといった抗酸化物質です。
また、肉に含まれるイミダペプチドも、活性酸素の除去能力が高いことで注目を集めてい ます。
クエン酸は、こうした疲労回復成分のはたらきをサポートするんです。 shutterstock_221424373 睡眠中は疲労だけでなく、ストレス解消も進みますから、抗酸化物質の働きを後押しする ために、クエン酸食品は朝だけでなく、夕食にも取り入れるようにしてくださいね。
寝る前に、お湯で割った黒酢や、はちみつを加えたホットレモンを飲むのもおススメです よ。