コラム July 02, 2019

【明日から実践】目覚まし時計のスヌーズ機能は使わない!

目覚まし時計が鳴った後、あと数分眠れるという幸せ、みなさんも味わったことがあるのではないでしょうか。
時計やスマートフォンの「スヌーズ機能」を使えば、朝の二度寝ができるのですが、この起床方法が一日のリズムを崩しているかもしれませんよ。 shutterstock_295098425

な機能が自律神経を乱す?

睡眠不足の日が続いていたり、疲労の蓄積がひどかったりすると、毎朝耳にする目覚ましの音が恨めしくなるものです。
深い睡眠が毎日とれていれば、目覚めの気分もアップしますが、家事や仕事に追われた日々が続いていると、ついつい、スヌーズ機能を使って二度寝をしてしまいますよね。
しかし、一度目が覚めた後に短時間寝ても、眠りは非常に浅くなってしまうため、二度目の目覚まし音を聞くときは、かなりのストレスがかかってしまうんです。
その結果、カラダを目覚めさせる自律神経のはたらきが鈍くなり、昼ぐらいまではグッタリした状態になって、行動力や思考力が低下します。 このような生活を送っていると、睡眠の質がどんどん低下していきますので、睡眠障害が深刻になりますし、カラダの免疫力も下がって、健康リスクも高まってしまうのです。 shutterstock_1061873261

起きてすぐ光を浴びれば自然に目覚める!

スヌーズ機能を使って起きる代わりに、みなさんに実践していただきたいのは、起きてすぐに光を見る習慣です。
アラームが鳴ったら布団から出て、カーテンと目を全開にして、太陽光を浴びてください。
こうした行動によって、眠気を発生させる睡眠ホルモンの分泌が止まり、脳は次第に覚醒していきます。
布団から出られないほど眠いという方は、スマートフォンに「懐中電灯アプリ」をインストールして、その光を見つめてみてください。 太陽光でなくても、目から光の刺激を受けることで、自律神経の1つである交感神経がはたらきだし、心身の活動モードをONにしてくれますよ。 shutterstock_417631189 (監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)