コラム September 08, 2019

起床時の腰痛対処法!根本的な解決に必要なのは寝具の買い替え?

朝起きたら腰が痛くて、なかなか布団から出られない・・・。

このようなお悩みの原因は、へたった寝具にあるかもしれません。

敷布団などが体圧を分散できなくなると、寝ている間ずっと腰に圧力がかかり続けるので、知らず知らずのうちに腰痛が悪化することが多いんですよ。

布団を押したらもとの形に戻りますか?

どんなに高価な布団でも、使用期間が長くなると、必ず機能が低下します。

ためしに、今使っている敷布団やマットレスの腰が当たる部分を手で押して、もとの形に戻るかチェックしてみてください。

もし、押された状態のまま戻らないようでしたら、それは寝具がへたっている証拠です。

腰痛持ちの方は、寝ている間に大きなダメージが加わりますから、くぼんだ部分に畳んだバスタオルを敷いて、腰にかかる圧力を軽減してください。

腰の違和感がなくならなかったら、バスタオルの上にフェイスタオルを重ねて、周りと同じ高さになるように調整してみましょう。

腰痛が改善しない場合は迷わず寝具の買い替えを!

前項で紹介した、タオルを使った腰痛軽減法は、あくまでも応急処置です。

一般的に、あおむけや横向きの姿勢で寝たとき、腰部には体重の44%程度(肩甲骨付近は33%)の圧力がかかりますから、この割合で体圧が分散される敷布団に買い替えるべきです。

人気のウレタン素材を使ったマットレスは、低反発タイプと高反発タイプに分かれますが、腰痛を抱えている方は、迷わず高反発タイプを選んでください。

低反発タイプだと、腰がしずみやすくなるため、腰への負担が大きくなる可能性があります。

このような寝具の特徴をしっかり覚えて、腰痛の改善に努め、健康生活を支える快眠を目指しましょう!