コラム February 23, 2020

【今日から始める“睡眠美容”】寝る前にすべき3つのスキンケアとは?

年齢を重ねると、肌の老化の影響で肌トラブルが出やすくなります。
機能性が高いスキンケアアイテムを使っても、まったく効果が出ないとお悩みの方も多いのでは?

そんな方に実践していただきたい3つのスキンケアを、本記事で紹介していきます!
寝ている間に分泌される成長ホルモンをうまく活用して、若見え肌を目指しましょう!



睡眠美容は眠ってから3時間が勝負!

わたしたちのカラダには、いくつになっても細胞の修復を行なったり、新しい細胞への生まれ変わりを促したりする「成長ホルモン」が分泌されています。

ちまたでは、
「午後10時から午前2時は、お肌のゴールデンタイム」
と言われており、この時間帯に眠ると成長ホルモンの分泌量が高まるとされていますが、近年の皮膚科学における研究で、眠りにつく時間は無関係と分かったのです。

実際には、11時に寝ても、12時に寝ても、最初の3時間に深い眠りをとれば、この成長ホルモンの分泌量は最大になります。

美容液などを使って、お肌の外側からケアすることも重要ですが、カラダの仕組みを考えて、成長ホルモンの恩恵を最大限に享受できる行動も習慣にしてください!

深い眠りの準備は夕方から始める!

アンチエイジングを進めるための深い睡眠をとるには、生活習慣や睡眠環境の見直しが不可欠です。
まず、深い眠りにつくには、布団に入った時に自律神経の1つである「副交感神経」が優位になっている必要がありますので、下記に挙げる習慣を実践してみてください。

・アルコールの摂取は午後6時までとし、寝る3時間前になったら食事をしない
・お風呂は寝る直前ではなく、布団に入る2時間前に済ませる
・部屋の明かりは間接照明を利用し、睡眠ホルモンの分泌を促す
・スマートフォンやパソコンは、夜になったら使わない



自律神経をいたわる生活に改善したら、今度は枕の状態をチェックしましょう。
寝ている間は、寝返りを打つたびに肌が枕カバーとこすれますから、摩擦によってダメージが加わります。

また、毎日7~8時間も頭を乗せるカバーは、雑菌の温床になっていますので、2日に一度のペースで交換しましょう。
抗菌効果が高く、菌の繁殖を抑えてくれる「美容枕カバー」を使うと、寝ている間にお肌はどんどん元気を取り戻しますよ!

さらに、枕の中にもカビの胞子やダニの死骸など、お肌に有害な老廃物が詰まっていますので、こまめなケアが必要です。
通常のケアでは、こうした老廃物は取り除けないので、洗濯機で丸洗いできる枕「プレミアム枕」を使ってみてください。



ライフスタイルの改善、枕カバーのこまめな交換、そして洗える枕の使用で、カラダの内側からも理想的なアンチエイジングが実現します。

深い眠りも習慣になれば、お肌はどんどん生命力を取り戻して、毎朝、鏡を見るのが楽しみになることでしょう!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)