コラム March 10, 2020

【ブルーライト以外にも注意!】寝る前のスマホで自律神経も乱れる!

睡眠に悪影響を及ぼす習慣はたくさんありますが、なかでも多くの方がやりがちなのが、寝る前に行なうスマートフォンの操作ですね。
SNSをみたり、動画をチェックしたりしてリラックスしていても、体内にはさまざまな悪影響が及んでいます。

寝つきが悪いとお悩みの方は、本記事を参考に生活習慣を改めましょう!



脳を覚醒するのはブルーライトだけじゃない

スマートフォンなどの電子機器の画面からは、脳を覚醒状態に導くブルーライトが照射されます。
これが目に入ると、眠りに誘う睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌量も減少し、寝つきが悪くなってしまうのです。
さらに、SNSなどで情報を得ると、眠りにつかなくてはいけない脳が動き出して、これも眠気の妨げになってしまいます。

こうした理由から、布団に入ってからはもちろんのこと、スマートフォンは寝る2~3時間前から使わないようにするのが快眠の鉄則と言えるのです。

近距離で画面を見ることの弊害

スマートフォンの悪影響として、もう1つ覚えておいていただきたいのが、画面を至近距離で見ることで自律神経が乱れるということです。
わたしたちは、遠くの風景を見るときは交感神経が活性化し、逆に、近くのものを見るときは副交感神経が優位の状態になります。

しかし、ブルーライトの照射と情報取得という要因によって、交感神経が活性化している状態で、近い距離にある画面をみると、2つの自律神経が混乱状態に陥ってしまうのです。



その結果、寝つきが悪くなるだけでなく、眠りも浅くなって健康リスクが高まり、さまざまな病気につながります。
情報社会において、スマートフォンは不可欠な存在ですが、夜は心身をいたわることを優先して、操作は最低限にするようにしましょう。

また、スマートフォンが手の届く位置にあると、メールやSNSの着信音に反応してしまいますから、離れた位置に置いてみてください。
最初のうちは落ち着かない夜が続くかもしれませんが、慣れてくると副交感神経がしっかりはたらき、快眠につながりますよ!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)