コラム April 18, 2020

【睡眠儀式に取り入れたいお茶3選】眠りが深くなってストレスに強くなる!

わたしたちの脳は、毎晩同じ行動を繰り返すと、それが眠る合図だと認識します。
こうした行動を、「睡眠儀式」と呼びます。
夜も気温が極端に下がらず、過ごしやすい日が続く今の季節にもってこいの睡眠儀式は、“快眠ドリンクタイム”です。



カラダを温める習慣が自律神経を整える

仕事や家事、入浴など、やるべきことをすべて終えて、後は布団に入るだけとなったら、ココロも体も温まるドリンクを飲みましょう。
部屋の明かりは暗くして、間接照明の灯りをともす。
ヒーリング音楽をかけて、お気に入りのアロマをたく。

このようなリラックス空間でホットドリンクを飲めば、カラダが内側からポカポカになり、副交感神経が優位になるんです。
睡眠儀式として習慣にすれば、快眠体質になれますよ。
それでは、おすすめのドリンクを3つ紹介しましょう。

1.見た目でも癒される「桜のお茶」

お湯を注いだグラスに桜の花びら(塩漬け)を入れ、花が開いた状態になったら、美しいピンクを楽しみながら飲みます。
塩気が強いと感じたら、最初にぬるま湯をいれて塩分を落としてから、お湯を入れなおしてみましょう。

香りと色に癒されて、まったりした気分になれます。

2.豆からつくる「ホット麦茶」

ティーバックではなく、豆状の麦茶を用意します。
フライパンに乗せて熱を加えると、何とも香ばしい匂いに包まれるんです。
この豆から麦茶をつくり、暖かい状態で飲むとリラックス気分が高まります。

麦茶には、血行を促す成分が含まれていますので、冷え性の女性にはもってこいです。

3.甘さがクセになる「カモミール」

りんごのような、やさしい甘い香りが特徴のカモミール。
ココロを鎮める作用もあるうえに、黄ぐすみなどの肌トラブルの予防にも威力を発揮します。

甘いドリンクが好きな方は、ハチミツをほんの少し加えてみてください。


以上、3つのホットドリンクは、女性だけでなく、男性の睡眠儀式にもおすすめです。
ドリンクを入れるマグなどにもこだわって、寝る前のリラックスタイムを充実させましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)