コラム October 02, 2020

今日からすぐ実践したい!寒い季節の寝つきをよくする快眠習慣2つ

気温が低くなってくると手足が冷たくなり、なかなか寝付けない・・・。
こんなお悩みを抱えている方は、さらに寒くなる季節をむかえる前に、生活習慣を見直してポカポカ体質を目指しましょう。

カンタンな行動を寝る前の習慣にすることで、寝つきが驚くほどよくなりますよ!

深部体温が下がることで寝つきがよくなる

朝から晩まで仕事や家事に追われ、ストレスもたまったわたしたちのカラダは、夜になると自律神経の1つである副交感神経が優位になり、心身の休息が促されます。
そのために起こるカラダの変化が、深部体温(脳や心臓などの温度)の下降です。

寝る前になると手や足の先端部分の温度が上昇しますが、これは深部体温を放出しているからで、温度がしっかり下がると寝つきがよくなります。
ところが、血行不良で手足が常に冷えた状態にあると、カラダはこれ以上体温を下げると命の危険が高まると判断して、体温の放出を行わなくなるのです。

その結果、布団に入ってもなかなか眠れずに睡眠不足に陥ったり、副交感神経のはたらきが乱れて眠りが浅くなったりします。
睡眠の質が低下すると自律神経へのダメージも大きくなりますから、冷え性がさらに悪化して深刻な不眠症を引き起こしやすくなるのです。



冬の入浴と手足の保温が快眠のカギ

このような深刻なトラブルを避けるためにも、冷え性の方はもちろんのこと、寝つきの悪さなどのお悩みを抱えている方は、深部体温が下がりやすくなる2つの行動を実践してみてください。

1つ目は、就寝2時間前の入浴です。
38~39度ぐらいのお湯に15分ほど浸かると、カラダの内側からポカポカになりますが、お風呂から出て眠るまでの2時間で、深部体温の急降下が発生するんです。

こうしたカラダの変化を利用すれば、寝つきが次第に改善することが期待できます。


2つ目の習慣は、寝る前に手足を温めることです。
洗面台にお湯を張り、4~5分ほど手を浸けてみてください。
足は、バケツなどにお湯を入れて、“足湯”の状態でポカポカにします。

たったこれだけの行動で、手足の温度が上昇して深部体温が下がりやすくなるのです。 このような習慣を生活に取り入れることで睡眠の質が上がり、乱れやすい自律神経も正常化します。
さらに、免疫力やストレスへの対応力アップ、アンチエイジングなど、健康や美容面においてさまざまなメリットが得られますので、今晩からさっそく試してみましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)