コラム October 28, 2020

【昼間の眠気を覚ます方法5選】根本的な解決は睡眠時間の確保!

睡眠不足が続くと、昼間に強烈な眠気を感じて、仕事や家事に支障が出ることが多くなります。
こんな時に役立つ“眠気覚まし”の方法を4つご紹介します。

生活の質をキープする手段として、みなさんも試してみてください。

1.手のツボを押してみる

手の甲を上に向けた状態で、親指と人差し指の付け根にある骨のくぼみを押してみましょう。
ここは「合谷(ごうごく)」というツボで、刺激すると脳が覚醒します。

ストレス緩和も期待できますので、手が空いたらこまめに押すクセをつけるといいですね。

2.呼吸を止めてみる

呼吸をストップさせた後に空気を吸い込むと、一時的に酸欠状態に陥った脳に大量の酸素が送られます。
これによって、脳が活性化して眠気が覚めるのです。

3.冷たいドリンクを飲む

冷たい飲み物が腸に流れ込むと、その刺激が脳に伝わって頭がシャキッとします。
午前中であれば、カフェインが含まれたアイスコーヒーや冷たいお茶を飲むのもいいですね。

逆に、お昼を過ぎたらカフェインが夜の眠りの妨げとなる可能性がありますので、ノンカフェインドリンクを選んでください。



4.強い光を浴びる

眠気が強くなってきたら、太陽光や照明の光を見るという方法も、脳を覚醒させるのに有効です。
ただし、太陽光には目にダメージを与える紫外線が含まれていますので、長時間の日光浴は避けてくださいね。

5.ラジオ体操などをする

軽い運動をしてカラダを動かすと、血行が良くなって交感神経が活発にはたらき、行動力や思考力がアップします。

とくにおススメなのが、ラジオ体操です。
肩こりや腰痛の緩和にもつながる動きが組み合わされているので、日課にしてみましょう。



以上、5つの眠気覚まし法をご紹介しましたが、根本的な解決に必要なのは「適切な睡眠時間の確保」です。
1日7時間(シニアの方は6時間)前後は眠るようにして、健康リスクの上昇を抑え、いききとした日々を送りましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)