コラム November 13, 2018

秋に熟睡できない人が増えている!原因は自律神経の乱れと寝具?

10月になって過ごしやすい日が続いていますが、みなさんは毎日熟睡できていますか?

高温・多湿の夏の夜と違って、秋は少し肌寒ぐらいに気温が下がりますので、グッスリ眠るには最適の季節です。

しかし、最近はこの季節に、熟睡できない悩みを抱えている人が増えているんだとか・・・。

夏の疲れが10月になってもとれないことも

今年の夏は各地で観測史上最高の暑さを記録したり、暴風雨を伴った台風が上陸したりと、不安定な気候が続きました。

気温が高いだけでもカラダに大きなダメージとなるのに、台風や夕立などが発生すると気圧も急激に下がり、自律神経を乱します。

すると、体温や呼吸などを調整する自律神経にも疲れがたまっていき、生活のON/OFFの切り替えがこの時期になってもできなくなるのです。

夜になっても眠くならないという症状は、その最たる例と言えますね。


さらに、10月は残暑が戻ってきたかと思うと、真冬並みの寒さになる日もあったりして、気温や気圧のアップダウンが激しくなりがちに。

こうした環境で生活していると、夜になると優位になる自律神経(副交感神経)がはたらかず、寝つきが悪くなる、夜中に目が覚めるといった睡眠障害が増加します。

さらに、日に日に日照時間が減ることで、心身をリラックスさせるセロトニンの生成量が低下し、気分の落ち込みも引き起こすのです。

熱帯夜のせいで布団も疲れている?

もう1つ見逃せないのが、“布団の疲労”です。

熱帯夜が多くなると、寝ている間にかく汗の量が多くなり、布団には湿気がたまっていきます。

こまめに天日干しをしたり、布団乾燥機をかけたりとケアを続けていればいいのですが、忙しい方は布団もマットレスもベッドに敷きっぱなし、というケースが多いのでは?

水分を吸った寝具は、衛生面が悪化しますし、寝返りがうちにくくなって眠りの質も低下します。

さらに、ダニやカビが発生すると、寝ている間にカラダがかゆくなって目が覚めますから、熟睡の妨げに。


自律神経の疲れをとるのに一番効果的なのは、熟睡することです。

そのためにも、布団の疲労もなるべく早くとって、快眠環境を整えましょう。

もし、マットレスのへたりや通気性の低下が改善しないようでしたら、自律神経の乱れをさらに悪化させないためにも、新しい寝具に買い替えることをおススメします。

頭から足まで、理想的なバランスで体圧分散を実現し、通気性と反発力が優れたマットレスを使えば、次第に眠りが深くなっていき、自律神経の乱れも改善してゆきますよ。