コラム February 10, 2021

【気温が上がっても続けたい温活】快眠につながる自律神経ケア5選!

気温が上がってくると、わたしたちはカラダを温める行動を避ける傾向にあります。
しかし、快眠のカギとなる自律神経をケアするためにも、“温活”は1年中実践するのが基本です!
本記事を参考に、老若男女問わず、“冷えにくい”カラダづくりを目指しましょう!

1.朝食を絶対に抜かない 春シーズンは進学や引っ越しといった環境の変化もあり、日々の生活が忙しくなりますよね。
とくに、朝はあわただしいので、朝食を抜いてしまう方も多いのでは?
しかし、食事は体温を上げるための貴重なエネルギー源ですから、必ず食べるのが基本です。

コーヒーやお茶を飲むだけでは、冷え性のリスクが高まってしまうので、要注意です。

2.外出時は上着を1枚持つ

日中はポカポカでも、夕方過ぎから急に寒くなるのが、春シーズンの気温の特徴です。
自律神経は温度変化に弱いので、寒くなったときの対策として、外出時は上着を1枚持つようにしましょう。

3.冷たい飲料を避ける

冷蔵庫で冷やした水を飲むと、一気に内臓の温度が低下します。
日常の水分補給は、なるべく常温の水か、お湯を利用することを心がけてください。

4.お昼を過ぎたらカフェイン飲料を控える

カフェインには利尿作用があるため、コーヒーや紅茶の摂取量が多くなると、トイレの回数が増えます。
すると、尿と一緒に体内の熱も奪われてしまうので、冷えが助長されてしまうのです。
こうしたカフェインの性質を考えて、お昼をめどに飲み物はノンカフェイン飲料に切り替えることをおススメします。

5.シャワーを浴びるだけでなくお湯に浸かる

お風呂のお湯に浸かると、カラダが芯からポカポカになり、副交感神経が優位にはたらきます。
春シーズンは、39度ぐらいのぬるま湯に10分ほど浸かってください。
布団に入る2時間前に入浴すると、寝るまでに体温が一気に低下して、寝付きが良くなることも期待できますよ!

自律神経には2種類あって、日中は活動力をサポートする交感神経が、夜は心身を休息させる副交感神経が優位になるんです。
この切り替えが乱れると、睡眠の質が低下して免疫力も下がり、健康リスクが高まります。
こうしたトラブルを避けるためにも、温活は年中行なうことを習慣にして、生き生きとした日々を送りましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)