コラム June 30, 2021

【エアコンの電気代を節約する4つの工夫】賢く使って猛暑を乗り切る!

今年も冷房が大活躍するシーズンになりましたが、気になるのは電気代ですね。
エアコンを使う時間などによっても変わってきますが、夏は電気代が数千円単位で上がるのがネックです。
そこで今回は、エアコンの冷房効率アップにもつながる"4つの工夫"を解説していきます。

1.フィルターのほこりを掃除する

エアコンを使っていると、フィルター部分にほこりがたまりますよね?
ほこりの量が多くなると、冷気を作るのに必要な空気を外部から取り込みにくくなり、冷房効率が低下するのです。
フィルター掃除は、2週間に1度が基本です。
エアコンの性能によっても変わってきますが、環境庁の調査では、ほこり掃除をこまめに行なうことで電気代が7%ぐらい節約できるそうですよ。

2.扇風機で空気を循環させる

冷たい空気は床付近に、温かい空気は部屋の上部にたまって"温度ムラ"が発生し、部屋全体が効率的に冷えません。
しかし、エアコンと同時に扇風機を使うと空気が循環するので、室温が安定して電気代上昇も防げます。

3.サーキュレーターを使う

扇風機よりさらに空気循環がしっかりできるのが、サーキュレーターです。
部屋全体にエアコンの風を送れますし、冷房効率はさらにアップします。
サーキュレーター単体で使っても、扇風機のように涼しくなることはありませんが、エアコンとの併用はかなり効果的です。

4.エアコンの室外機周辺の温度を下げる

部屋の外に設置させる室外機には、エアコンから発生する熱を排出する役割があるのですが、本体はもちろんのこと、周辺の温度が高くなっていたら部屋の温度も上がってしまうんですね。
対策として有効なのは、室外機を日陰に設置すること。
空気が出るファンの部分は塞がないようにして、すだれなどを垂らしておくといいでしょう。
また、家にいる時間が多い日は、室外機周辺に水を撒くことで冷房効率アップにつながりますよ。
以上、4つのエアコンの電気代節約術を紹介しました。
ちょっとした工夫で、日中はもちろんのこと、夜も快適な環境で過ごせるようになり快眠が守られますので、ぜひ、実践してくださいね。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)