コラム January 14, 2022

ウィズコロナの時代に覚えておきたい正しい昼寝法!適切な睡眠時間は?

睡眠不足を自覚していても、家事や育児、仕事に追われていると、どうしても寝る時間を削りがちになりますよね。
そんな多忙な日々を送っている方は、今年から昼寝習慣を身につけましょう。
正しい昼寝を日課にすれば頭スッキリの状態となり、日常生活の効率もアップしますよ!

横になっての昼寝は厳禁!?

寝不足が続くと昼食を食べた直後から強烈な眠気が襲ってきて、日常生活に支障をきたしますよね。
そんな時に実践していただきたいのが、昼寝習慣です。
昼寝をする時間もないと思う方もいるでしょうが、短時間の睡眠で脳の疲労はかなり回復して、気分もスッキリしますよ。
ただし、夜の睡眠と同じような寝方で昼寝をするのは厳禁です。

正しい昼寝のポイントは、
「15分程度の浅い眠りを得ること」
だと覚えておいてください。

深い眠りに入ってしまうと、目が覚めてからも頭がボーっとしますし、夜の睡眠時の寝つきが悪くなることも。
寝姿勢は机に突っ伏す、もしくは椅子に座った状態で。
睡眠時間の目安は15~20分ですが、体内リズムのことを鑑みて昼の3時までに昼寝をするようにしてください。

昼寝前のコーヒー摂取は体質を考えて!

昼寝から目覚めて脳をさらにスッキリさせるには、寝る前にコーヒーを飲むのが効果的です。
カフェインが効いた状態で起きられますから、かなり行動力や思考力がアップします。
ただし、カフェインの覚醒効果は長時間にわたることもありますので、コーヒーや緑茶を飲むと寝つきが悪くなるという方は避けてくださいね。

カフェインの作用が長いと感じている方は、炭酸水や柑橘系のハーブティーを飲むといいですよ。
睡眠不足に陥っていない方でも、昼食を食べた後は上昇した血糖値が下降することで眠気が発生します。
このようなカラダの動きに合わせてうまく睡眠をとれば、生活の質はどんどん上がっていくので、ぜひ、昼寝習慣を取り入れてみてください!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)