コラム April 06, 2022

夜中にトイレで目が覚める方必見!見直したい4つの習慣とは?

寝る前にトイレに行ったのに、夜中に再び尿意で目が覚めて熟睡が妨げられる・・・。
こんなお悩みを抱えている方は、本記事を参考にして日常生活を見直してみましょう。
当たり前と思っている行動の中に、原因が見つかるかも。

1.寝酒が習慣になっている

アルコールには強い利尿作用がありますので、寝酒を飲んでいる方はすぐにその習慣を改善しましょう。
お酒を飲むと寝つきが良くなるのはメリットですが、眠りは浅くなりますし、アルコールの分解が終わると中途覚醒を起こすというデメリットがあるんです。
寝酒は"百害あって一利なし"と覚えておいてください。

2. カフェインの摂取量が多い

アルコールと同様に、コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェインにも利尿作用があるんです。
夜中にトイレで目が覚める方は、毎日お昼を過ぎたらノンカフェインドリンクに切り替えましょう。

3.入浴後にバスタオルで水分をしっかり拭きとっていない

カラダに汗やお湯の水分が付いた状態で過ごすと、気化熱の影響でカラダが冷えます。
すると、膀胱の筋肉が収縮して、尿意を発生させる神経が過敏になってしまうのです。
お風呂から出たらタオルでしっかり水分を拭きとり、髪の毛はドライヤーで乾かしてください。

4. 寝る前に冷たい水を飲んでいる

冷蔵庫で冷やしているペットボトルの水を飲むと、内臓が一気に冷えて尿意をもよおしやすくなります。
夜だけでなく、日常的に冷たいドリンクを摂取するのは避けて、お湯や常温のノンカフェインドリンクを飲むようにすると、夜中のトイレの回数が減るでしょう。
いかがでしたか?
みなさんが毎日行なっている行動が、いくつもあったのではないでしょうか?
質の高い睡眠は、疲労回復やストレス解消のための大切な活動ですから、健康維持やアンチエイジングの基本であることを再認識して、今日から生活習慣改善に努めましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)