コラム May 25, 2023

今日から実践したい快眠法!リラックスポイントを温めるメリットとは?

カラダに疲れや緊張が溜まっていると心身のリラックスが進まず、自律神経が交感神経から副交感神経へと切り替わらなくなるため、なかなか寝付けなくなります。
そんな時おススメなのが、リラックスポイントを温めるという方法です。
本記事では、お悩みに合わせたリラックスポイントを紹介していきます。
特定の部位を温めるだけで寝つきがスムーズになるので、みなさんの快眠に役立ててくださいね。

眼精疲労の改善で心身をリラックス!

スマートフォンやパソコンの使用で目が常に疲れている方、多いですよね。
温かいタイプのアイマスクの人気が高まっているのも、1日中スマートフォンの画面を見るのが当たり前になり、眼精疲労を感じる方が増えたためでしょう。
目の疲れを取るには、目とその周辺を温めるのが一番効果的です。

とくに、目元を温めると眼精疲労が和らぐだけでなく、全身の緊張を解くことができます。
実は、眼球を動かす動眼神経は副交感神経なんです。
ですから、目元を温めることで副交感神経のスイッチがONになり、心身がリラックスしていきます。
そして、そのまま温め続けていると、血液循環がよくなり手足も温まってきます。

わたしたちは深部体温(カラダの内部の温度)が下がると眠気が訪れるのですが、手足が冷えたままだと深部体温が下がらないため、寝つきが悪くなってしまうんです。
でも、目元を温めればこうした症状も改善されるので、スムーズに眠りにつくことができます。

首を温めて全身がポカポカに!

首には神経や血管が密集しているので、首に負担がかかったり冷えたりすると自律神経のバランスが悪くなり、夜になっても交感神経が優位になったままになります。
しかし、血管が集まっている首周りを温めることで、血液の流れを促進させることができるだけでなく、全身に温かい血液がめぐってカラダがポカポカになります。
そして、副交感神経が優位に働いてリラックスモードになり、寝つきの良さにつながるのです。

骨盤を温めると寝つきがさらに良くなる

自律神経は背骨に沿った位置にあります。
交感神経は背中あたりに、副交感神経は首と仙骨(骨盤の中央にある逆三角形の骨)に位置します。
神経活動は温めることで高まるので、就寝前に仙骨を温めると副交感神経のスイッチが入り、次第に眠くなってくることでしょう。
以上、3つのリラックスポイントを紹介してきましたが、1度に複数部位を温めてもOKです。
ただし、温めたまま眠ってしまうと暑さで目を覚ましたりして逆効果となるので、眠りにつく前に実践するようにしてくださいね。