コラム December 28, 2018

【ベッド選びの参考に】ローベッドより高さのあるベッドがおすすめ?

枕やマットレスより使用期間が長くなるベッドを購入する時は、みなさんも慎重に商品選びをすることでしょう。 ベッドフレームのデザインやインテリアとのマッチ度だけでなく、収納力や素材も気になるところですね。 しかし、意外と見落としがちなのが「ベッドの高さ」です。 健康や美容に大きな影響を与える要素なので、この記事を読んで重要なポイントを抑えておきましょう。

寝室はウイルスや雑菌だらけ?

毎日丁寧に掃除をして、寝具のケアもしっかり行なっていても、わたしたちの寝室にはホコリや雑菌、ウイルスなどが浮遊しています。 これらの不純物は、換気のために窓を開けた時や、外出先から戻ってきた時に部屋に侵入し、常に空気中に舞っているんです。 とくに、床から高さ30センチまでのエリアは、空気がかなり汚れています。 布団やベッドに横になった際、顔の位置がこのエリアに近くなってしまうと、さまざまな不純物を呼吸時に吸い込んでしまうことになるんです。 冬の季節は空気が乾燥して、ノドの不調を起こしやすくなります。 それに、不純物を吸い込んでいるとカラダの免疫力が低下しますから、こうした睡眠環境も考慮して、ベッド選びをしてくださいね。 最近人気のローベッドなどは、マットレスを乗せても高さが30センチ以上にならないタイプもあるので、風邪を引きやすい体質の方は、なるべく高さのあるベッドを選ぶことをおすすめします。

低いベッドを使うもう1つのデメリット

ロータイプのベッドを使うことのデメリットは、もう1つあります。 それは、寝具全体が冷たい空気に包まれるということ。 温かい空気は部屋の上部に、冷たい空気は床面に向かいますから、床に近い位置に近ければ近いほど、寝ている時の体感温度は低くなるのです。 寝ている時に寒さを感じると、夜中に何度も目が覚めてしまい、深い眠りが得られなくなります。 そうなると、疲労やストレスの回復が進まず、カラダの免疫力も低下していきますので、寒さに弱い方や冷え症に悩んでいる方も、ベッドの高さに気を配るようにしてくださいね。 毎日質の高い睡眠を得られるようになれば、免疫力の低下を防いで、心身の健康状態を保つことにつながります。 そのためにも、今回お伝えしたベッドの高さは、みなさんがベッド選びをする時に、必ず比較・検討項目に加えてくださいね。