コラム February 16, 2019

【睡眠中のストレスを増大させる二大要因】マットレスの臭いで不眠に?

わたしたちの睡眠活動には、1日の疲労とストレスを解消させる目的があります。 しかし、寝具の機能が低下していると、寝ている間にもストレスがたまって心身へのダメージが蓄積。 カラダやココロの病気リスクも、次第に高まってしまうんです。

激安マットレスの化学臭に要注意

化学繊維が使われたグッズの一部には、鼻を突く強烈なニオイが発生するものがあります。 通販で手に入る激安マットレスもその1つで、中には「ホルムアルデヒド」という発がん性物質を含むものも。 このような臭いがキツイ繊維は、日陰で干しておくことでニオイは次第に和らいでいきますが、有害物質を完全になくすことはできません。 こうした寝具で寝ていると、睡眠中に化学物質の影響でストレスが増大しますし、アレルギー反応を引き起こすこともあるため、夜中に目が覚めることも。 睡眠の質が低下していけば、カラダの抵抗力が落ち、ココロの病気を発症しやすくなります。 ですから、臭いが消えない寝具はガマンして使うのではなく、安全性の高いマットレスなどに買い替えることをおすすめします。

寝返りが打ちにくい素材もストレスの原因に

寝具の機能でもう1つ注目したいのが、反発力や体圧分散力の高さです。 マットレスなどの敷き寝具は、体重を分散させてカラダの疲労回復を進める役目があるのですが、機能が低下してへたってしまうと、腰が極端に沈んで快眠の妨げになります。 また、反発力が低いタイプの敷き寝具は、寝返りが打ちにくくなってカラダの一部に圧力が集中しますから、これも深い眠りを妨げる要因に。 最近は、低反発ウレタン素材を使ったマットレスが人気ですが、横になった瞬間の寝心地だけで判断すると、睡眠障害のお悩みを抱えてしまうこともあります。 カラダをしっかり支えて、寝返りをサポートするためにもマットレスは高反発タイプを選ぶのがおすすめです。 さらに、ホルムアルデヒドの発生量が少ないタイプでしたら、理想的な“質の高い睡眠”が得られて、朝からスッキリした気分で活動的な日々が送れますよ。