コラム June 27, 2019

【間接照明を使うメリット】夜になっても眠くないのは照明の影響?

わたしたちの体内時計は、光の影響を大きく受けています。
朝起きて太陽光を浴びると目が覚めるのは、眠気を発生させるメラトニンの分泌が止まる ためですし、ズレが生じた体内時計も正常に戻るんです。
しかし、夜になっても明るい環境下で暮らしていると、体内時計の乱れがどんどん進んで いき、深刻な睡眠障害を引き起こすことも・・・。 shutterstock_74149699

理想はホテルの宿泊ルームの環境

みなさんはホテルに泊まって夜を迎えた時、なんとなくいつもより気分が落ち着き、寝つ きがよくなったという経験がありませんか?
実は、ホテルの部屋は宿泊客のリラックスと快眠をサポートするために、間接照明を積極 的に取り入れているんです。
天井に照明があるホテルは少なく、たいていはスタンド型のライトや、ベッドサイドや部 屋の隅、足元などにオレンジ色の光を放つ間接照明が設置されています。 わたしたちを眠りに誘う睡眠ホルモンは、明るい照明を浴びていると分泌されにくいとい う特徴があるんですね。
一般家庭の照明でしたら、500ルクスを超えたタイプもありますので、寝つきが悪いと悩 んでいる方は、天井からの明かりは抑えて、自宅にも間接照明を取り入れてみましょう。 shutterstock_1174890697

帰宅が遅い方はコンビニの滞在時間を最低限に!

毎日遅くまで仕事に追われている方は、仕事帰りに自宅近くのコンビニに寄ることも多い ことでしょう。
しかし、コンビニは夜でも昼間並の明るい照明を点けていて、お店によっては1,000ルク スぐらいあるところも。 このような環境に長時間、身を置いていたら、メラトニンの分泌がさらに阻まれて、睡眠 障害を引き起こしやすくなります。
ですから、夜のコンビニに行くときは、あらかじめ買う物を決めておいて、滞在時間を最 低限に抑えてください。 shutterstock_541497730 (1) 立ち読みなどは、厳禁ですよ!
自宅に帰って食事をしてから、間接照明でリラックスした状態で、心地よい睡眠に誘われ てください。