コラム June 26, 2019

年を取るにつれて眠りが浅くなるのは当たり前?最適な改善方法は?

若い頃は、布団に入ったらすぐに眠れたのに、年を取ってからはなかなか寝付けない ・・・。
しかも、朝は早い時間に目が覚めてしまって、二度寝することができない・・・。
こんなお悩みを抱えている方は、寝る時間と寝具を工夫してみましょう。 shutterstock_115010905

必要な睡眠時間は年齢によって変わる

一般的に、わたしたちに必要な睡眠時間は7時間前後と言われています。
ただし、これは20~50代ぐらいの方に当てはまることで、60代になるとその時間は6時間 程度で十分なのです。
これは、年を重ねるにつれて眠りの深度が自然と浅くなるためで、深い眠りを得にくくな ってしまうからなんですね。 夜中にちょっとした物音や、トイレに行きたくなって何度も目が覚めるのは、こうしたカ ラダの変化があるからなんですね。
ですから、50代後半にさしかかったら、布団に入る時間を1時間ぐらい遅くして、早い時 間に目が覚めてしまった時は、無理に寝ようとせず、そのまま起きて時間を有意義に使い ましょう。 shutterstock_138177053 昼間に強い睡魔を感じるようでしたら、午後2時までに30分程度の昼寝をして下さい。
このような習慣を取り入れることで、年齢に合わせた生活のリズムができ、次第に質の高 い睡眠が得られるようにありますよ。

睡眠環境の改善も快眠に必須

もう1つ注意したいのは、寝具の機能低下です。
長年使っていると、敷布団の通気性や反発力が低下していることに気がつかず、知らず知 らずのうちに睡眠が浅くなってしまいます。 通気性が悪ければ、寝ている間に布団の中が蒸れて寝苦しくなりますし、反発力が低下し ていたら寝返りが打ちにくくなるため、中途覚醒や寝起きの不快感につながります。
もし、寝具をケアしても布団の弾力性が戻らず、いつもジメジメした状態が続くようでし たら、睡眠の質を上げるためにも、新しい寝具に買い替えましょう。 shutterstock_1045327420 快眠をしっかりサポートするマットレスなどを使えば、朝の目覚めが数段アップして、充 実した日々が送れますよ。