コラム October 22, 2018

寝る前に体温を下げると寝つきがよくなる!寝具の温度は何度が目安?

人間の体温は夕方前後に一番高くなり、寝る前に向かって下降してゆきます。

これは、1日の活動で疲れた臓器や脳を休めるためのカラダのはたらきで、寝る直前に体温が下がることで、寝つきがよくなるのです。

寝つきが悪いとお悩みの方は、体温が下がらない行動が習慣になっているかも?

寝る前の入浴は不眠の原因に?

仕事や家事が忙しい方は、寝る直前に入浴することが多いですよね。

温かいお湯に浸かると心身がリラックスしますから、寝つきがよくなって快眠が得られるような気がします。

しかし、寝る前は体温がしっかり下がらないと、逆に寝つきが悪くなってしまうのです。

こうしたカラダの仕組みを考えて、お風呂に入るのは布団に入る2時間前を目安にしましょう。

どうしても寝る前にしか入浴できない方は、お湯には浸からずに、少しぬるめのシャワーで済ませて、なるべく体温が上がらない工夫を!

布団の温度もこまめにチェック!

寝つきのよい夜を継続するには、体温の上昇だけでなく、寝具内の温度にも注意して下さい。

寝具内の温度や湿度が高くなるマットレスなどを使っていると、眠りについてもすぐに寝苦しさを感じて目が覚め、睡眠が浅くなってしまいます。

ちなみに、快眠につながる布団の温度は33度、湿度は50%が目安です。

寝苦しい毎日を過ごしている方は、100円ショップなどで温度計を手に入れて、マットレスの温度と湿度を計測してみましょう。

極端に温度が高くなっていたら、布団の機能低下が考えられますので、通気性バツグンの新しいマットレスを買うのも、寝つきのよさと深い眠りを得る1つの方法ですよ。