コラム September 11, 2019

朝の目覚めがよくなる!?男性も実践したいアロマの効果的な使い方

みなさんは毎朝、すがすがしい気分で目覚めていますか?

目覚まし時計の音で憂うつな気分になり、寒くて布団からなかなか出られないという方は、本記事で紹介する光とアロマのパワーを利用してみましょう。

朝の気分は1日の行動力を左右しますから、お気に入りの香りが見つかれば、生活の充実度も上がるかも!?

まずは目覚まし時計で起きるのをやめてみる

わたしたちは寝ている間、心身を休息させるために、副交感神経優位の状態にあります。

脳の活動は停止し、筋肉は弛緩状態にあるため、疲労回復やストレス解消が進むんです。

しかし、起床時間になると脳もカラダも動かさなくてはなりませんので、今度は行動力をアップさせるために交感神経が活性化します。

この神経の切り替わりがスムーズにいくと、朝がとても快適に感じて、今日も1日頑張ろうという意欲が出てくるのです。

しかし、深い眠りが得られず、浅い眠りの割合が多くなると、疲労などが前日から持ち越されてしまいますし、この状態で目覚まし時計の音を聞くとストレスが増大し、朝から憂うつな気分になってしまいます。

そこでおすすめなのが、音のストレスを受けずに、光の刺激で心地よく目覚められる「光目覚まし時計」。

起きる30分ぐらい前からカラダに光を当てることで、自然な目覚めが実現します。

朝はさわやかなアロマの香りで活動モードに

光のやさしい刺激で目覚めたら、今度はアロマのさわやかな香りで脳を覚醒させましょう。

グレープフルーツ、レモン、ペパーミントなどのアロマは、脳を覚醒モードに導くのに最適です。

アロマディフューザーにタイマーをセットして、起きる30分ぐらい前から心地よい香りが寝室に漂うようにしておけば、前の晩に布団に入った時から、翌朝が楽しみになります。

これまでアロマを使ったことがない男性などは、オイルをガーゼなどに垂らしてビニール袋に入れておき、目が覚めた時にニオイをかぐだけでもOKです。 寒い朝でも脳がすぐに目覚め、胃腸の活動も活発になって、食欲がわいてくることでしょう。

朝食をしっかり食べる習慣が身につけば、自律神経の乱れが整ってストレスへの対応力が高まり、さらに質の高い睡眠が得られるようになりますよ!


(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)