コラム September 21, 2019

【30代後半からの睡眠美容】高反発マットレスで深い眠りを!

女性は30代後半からホルモンの分泌量が減少するうえに、更年期に近づくにつれて自律神経も乱れがちになり、肌荒れが顕著になる傾向にあります。

こうした肌トラブルを事前に防ぐために、ぜひ、使っていただきたいのが高反発マットレス。

今のうちから、深い睡眠をとることを習慣にしておけば、カラダの変化にも対応しやすくなりますよ。



ホルモンの乱れは閉経前から始まっている?

女性は更年期にさしかかると、心身にさまざまな変化があらわれます。

暑くもないのにカラダがほてったり、気分がずっと落ち込んだままの状態になったり・・・。

睡眠への影響も大きく、寝つきがよかった人が、布団に入っても眠れるまで1時間ぐらいかかるようになることもありますし、寝苦しさを感じて夜中に何度も目が覚めることも。

このような心身の不調を放置しておくと、症状がどんどん悪化して新たな病気を招きますし、日中の行動力や気力が低下して生活の質も低下します。

そこで、みなさんにおすすめしたいのが、更年期に入る前からの“深睡眠習慣”。



睡眠環境を整えて、深い眠りを毎日しっかりとるようにすれば、自律神経が乱れにくくなって更年期の症状が軽くなることが期待できます。

そのキーワードとなるのが、敷布団の機能なんです!

寝返りのしやすさが睡眠の質を変える?

深い眠りを得るために必要なポイントは多数ありますが、寝具の機能は意外と見落とされがちです。

寝具には、単にカラダを保温するためだけでなく、寝ている間にかく汗を吸・放湿したり、寝返りをサポートしたりするなど、さまざまな役割があります。

とくに、寝返りはカラダの一部に集中する圧力を解放し、深い睡眠と浅い睡眠の切り替えに不可欠な行動なので、カラダが沈み込むへたった布団を使い続けると、睡眠の質はどんどん低下していくんです。

すると、生命活動をコントロールする自律神経の疲労も取れなくなり、ホルモンバランスが崩れて更年期の症状がひどくなります。



このような睡眠のトラブルを避けるのにもってこいなのが、高反発マットレスです。

体圧を理想的に分散し、筋力が低い女性でも寝返りを打ちやすいという特徴があるので、“深睡眠”の強力なサポーターとなってくれます。

低反発マットレスを使い続けてきた方が高反発タイプに替えると、最初は固さが気になることもありますが、カラダが慣れると今までにない理想的な深い眠りが得られるケースが多いです。

睡眠はアンチエイジングの基本でもありますから、健康と美容のためにも、ぜひ、高反発マットレスを試してみてください!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)