コラム November 29, 2018

睡眠不足の人におススメ!睡眠リズムを崩さない休日の“二度寝術”

平日に睡眠不足が続いていると、休日は目覚まし時計をセットせず、自然に目が覚めるまで“寝だめ”する方が多いようです。

しかし、睡眠はためることができないどころか、寝だめで健康リスクが高まることも!

そこでおススメしたいのが、休日の二度寝です。

起床時間は休日も同じにするのが基本

わたしたちが夜になると眠くなるのは、メラトニンという睡眠ホルモンが分泌されるからです。

このホルモンは、日光を浴びることで分泌が止まって脳を覚醒させます。

そして、それから14~16時間後に再分泌が始まり、再び眠気を発生させるという規則正しいリズムをもっているのです。。

ところが、休日に寝だめをすると起床時間とともに、夜にメラトニンが再分泌される時間もずれてしまうため、休日の夜は布団に入ってもなかなか寝付けないといった状況に・・・。

眠りにつくのが遅くなったら、翌日の目覚めも悪くなり、睡眠リズムもさらに乱れるという悪循環に陥りますよね。

午前中に行なう二度寝のポイント

平日の睡眠不足はつらいですが、症状をさらに悪化させないためにも、休日に少し長めの睡眠時間をとるなら、普段より1時間ぐらい長く眠る程度にとどめておきましょう。

しかし、休日も頑張って平日と同じに起きたとしても、日中の生活がまともに送れないほど眠いのでは、1日が台無しになってしまいます。

こんな時は、一度起きて太陽光をしっかり浴び、顔を洗って朝食を摂った後、午後12時までを限度に二度寝してみてください。

メラトニンの分泌が止まった状態で眠るので、夜の睡眠に与える影響は最低限で済みますよ。

これから年末にかけて、仕事が忙しくなる方は、こうした休日の過ごし方で平日の疲れをしっかりとって、午後から趣味を楽しむとか、軽い運動をするなどして、ストレス解消につながる生活を送るようにしましょう。