コラム March 25, 2020

手首を押すクセをつけて快眠体質に!自律神経が整うツボ療法とは?

わたしたちのカラダには、無数のツボがあって、刺激することでカラダの不調が改善することもあります。
今回は、その中でも自律神経の乱れを整え、快眠体質が得られる「内関」をご紹介しましょう。
普段からこのツボを押すクセがつけば、さまざまな不快な症状が和らいでいくことでしょう。

たった10秒の刺激で血行がよくなる

寝つきが悪くなって、睡眠中の疲労が取れにくくなる。
気分がいつも沈みがちで、めまいや頭痛がひどい。
自律神経が乱れると、心身にさまざまな不快症状が発生して、ひどくなると日常生活に支障がでてきます。

さらに不眠が進むと、うつ病を引き起こすことも。
このような症状でお悩みの方は、手首にある「内関」というツボを刺激してみましょう。
手順は、とってもカンタン。

1.手首のしわに合わせて、人差し指と中指、薬指の3本を、脈を測るように当てます
2.手の腱と人差し指が交わる部分を、親指で10秒ぐらい押し続けます
3.右手と左手、両手を刺激します



指で押してみて、ぐっと押し込まれているような感覚を覚えたら、しっかりツボに入っていると考えてよいでしょう。
この内関を刺激することで、血行不良やめまい、頭痛などが改善するほか、気分が落ち着いてリラックスできるなど、さまざまな効果が期待できるんです。

耳の後ろのツボも合わせて刺激!

内関と同じような効果が期待できるツボは、耳にもあります。
まず、耳の裏側を触ってみてください。
小さなポコっとした突起(乳様突起)がありますよね?

この周辺が刺激されるように、耳を畳んだり開いたりすると、自律神経が正常にはたらきます。
とくに、夜になっても気分がそわそわしているようなときは、本来は収まっているべき交感神経が優位になっていますので、内関と耳を刺激してみてください。
次第に、心身をリラックスさせる副交感神経優位の状態になり、ココロが鎮まって眠くなってきますよ。



今回紹介したツボ療法は、継続すると自律神経の鍛錬につながり、ストレスへの対応力が高まることも期待できます。
普段からツボを押すことを習慣にして、快眠体質を目指してみましょう。