コラム March 27, 2020

あなたの不眠の原因は眼精疲労かも?スマホを使う時の注意点は?

寝る前にスマートフォンを使うことが、睡眠の妨げになることは、多くの方がご存知のことでしょう。
しかし、日中のスマートフォンの使用に関しても、注意点がいくつかあるんです。
今回は、電子機器の使用による“眼精疲労”の恐ろしさについて解説していきます。

目の酷使で交感神経が刺激される

スマートフォンを長時間使用していると、目の渇きや痛みだけでなく、肩こりや頭痛までひどくなることがありますよね?
これは、小さい画面を見続けることで眼精疲労がたまっていき、交感神経が緊張状態になることが原因です。
自律神経の1つである交感神経は、血圧や体温などをコントロールするはたらきがあり、昼間に活性化して私たちの日常生活をサポートします。

しかし、目を酷使するなどして交感神経を刺激しすぎると、血圧が200以上に達したり、血流が滞ってコリや冷えがひどくなったりすることもあるのです。
さらに、この症状が夜まで続くと、休息モードに導く副交感神経がはたらかず、寝る前も交感神経が活性化して脳が覚醒状態に・・・。
これによって、寝つきが悪いとか、夜中に何度も目が覚めるといった不眠症状が増えてくるんです。

電子機器の連続使用は45分を目安に!

快眠はもちろんのこと、自律神経のダメージを避けるためにも、スマートフォンだけでなく、パソコンの使用は最低限にとどめるべきです。
とは言っても、事務仕事に就いている方などは、朝から晩までパソコンの画面を見なくてはなりませんし、スマートフォンの使用を制限することは、ストレス増大にもつながりますよね。

そこで、みなさんに意識していただきたいのが、
「電子機器の連続使用は、45分までとする」
ということです。

その後、15分ほど目を閉じて眼精疲労を回復させてください。
同時に、目の周辺を温めたり、肩を回して血行を改善したりして、血行不良も改善させます。

そして、夜はスマートフォンやパソコンの使用を控え、読書や音楽鑑賞などでリラックスタイムを過ごしてみましょう。
寝る前も、血行改善のためのヨガやストレッチを行なうと、副交感神経優位がしっかり働くようになるんです。

このような習慣を生活に取り入れれば、眼精疲労が軽減にされて、不快症状の解消や睡眠の質向上につながりますよ。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)