コラム April 07, 2020

睡眠サプリや睡眠薬の利用前に!すぐに改善すべき生活習慣は?

新生活がスタートして、何かとあわただしい日々を送ることが多いこの時期。

みなさんは、睡眠に問題が発生していませんか?
最近は、通販で購入できる睡眠サプリが増え、ドラッグストアに行けば睡眠薬(睡眠改善薬)が手軽に手に入ります。

しかし、こうしたグッズを利用する前に、ご自身の生活を見直してみてください。
毎日の行動に、不眠の原因が潜んでいるかも!?



環境の変化が自律神経を乱す

進学や社会人デビュー、転勤などで生活環境が変わると、知らず知らずのうちに緊張状態が続き、それが自律神経の乱れにつながって心身の疲労が増加します。
わたしたちのカラダには、夜は睡眠をとって昼間の疲れを解消するといったリズムがあるのですが、自律神経の1つである副交感神経が正常にはたらかないと、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたりといった症状が増えるのです。

生活が落ち着いてくると、不眠も改善していくのですが、状態が改善せずに深刻な睡眠障害に陥って、うつ病を発症することも・・・。
毎年、5月ぐらいに多くなる「五月病」も、こうした自律神経の乱れが要因となっていることが多いんです。

このようなお悩みを抱える方が増えているということもあり、睡眠サプリや睡眠改善薬に注目が集まっています。
しかし、
「サプリや薬では、根本的な問題の解決にはつながらない」
ということを忘れてはいけません。

快眠は規則正しい生活が基盤となる!

睡眠サプリは健康食品ですので、摂取してすぐに眠れるようになるということはありません。
快眠をサポートする成分を補い続けることで、次第に不眠の悩みが解消していくことが期待できるのです。
一方、睡眠改善薬は、一時的な不眠には効きますが、継続して飲むことは避けるのが基本。

自己判断で常用すると、副作用などがひどくなるとか、不眠が悪化するリスクが高まります。



不眠が続いたら、まずは生活習慣を見直すことが先決です。

(1)朝起きたら、すぐに太陽光を浴びる
(2)朝食をしっかり食べる
(3)ストレス発散の時間を確保する
(4)夜は部屋の明かりを暗くして、ホットドリンクでカラダを温める
(5)通気性のよい寝具で寝る

とくに重要なのが3番と4番で、リラックス状態に切り替えられるように、趣味や好みのハーブティーなどを楽しんでみましょう。

ただし、カフェイン飲料は睡眠の妨げとなりますので、コーヒーや緑茶は避けてくださいね。

このような生活を続けても、不眠が一向に改善しない場合は、サプリやドラッグストアの薬に頼るより、心療内科の受診をおススメします。
早期の治療が快眠を取り戻すきっかけになり、活動的な日々が送れるようになりますよ!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)