コラム April 09, 2020

【お酒を飲んだ時に不可欠な快眠対策】飲む前のサプリは無意味?

今の時期、歓迎会などでお酒を飲む機会が増えますが、みなさんの睡眠は乱れていませんか?
酔った状態で寝ると、眠りが浅くなるなど、睡眠の質が低下します。
お酒を飲むとよく眠れるというのは、間違った知識ですので、本記事で正しい快眠対策を押さえていきましょう。

アルコールの作用で脳が休息モードに入らない?

アルコールが体内に入ると、眠気を感じさせる「アデノシン」という物質の量が増えます。
また、楽しい気分になってリラックスも進むことから、寝酒が習慣になっている方も多いようですね。
しかし、寝つきはよくなったとしても、アルコールの分解が終わると眠りが急激に浅くなります。

中途覚醒を起こし、朝まで眠れなくなることもあるんですよ。
このような睡眠を繰り返していると、脳に老廃物質(アミロイドβ)が溜まっていき、認知症リスクが高まります。
また、免疫力の低下や気分障害など、さまざまな症状を引き起こしますので、
「飲酒は、6時ぐらいまでで切り上げる」
ことを習慣にしましょう。

飲み会の時に実践したい対策とは?

お酒を飲む時間に注意して、快眠生活を続けていても、飲み会が続くこともあるでしょう。
そんな時は、お酒と一緒に水を多めに飲むことを心がけてください。
体内でアルコールが分解される時は、大量の水が消費されるんですね。

水を飲まずにお酒だけ飲んでいると、アルコールの分解スピードが遅くなるだけでなく、二日酔いを引き起こすこともあります。
飲み会の前に「ウコン」のサプリやドリンクを摂る光景も、よく見かけますが、実はこの成分にはアルコール代謝をサポートする作用はありません。
二日酔い防止や、肝臓をいたわることにはつながりませんので、
「飲み過ぎに注意しながら水を飲む」
という習慣を徹底してみてください。



また、胃腸のダメージも最低限に抑えるためにも、消化のいい食べ物を一緒に食べることもお忘れなく。
遅い時間になったら、油分が多い食品は、避けたほうが無難ですよ!

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)