コラム November 05, 2020

「運動しなきゃ」と思っている方必見!快眠にもつながる習慣とは?

毎日適度な運動をする習慣は、健康維持はもちろんのこと、質の高い睡眠を得るために欠かせません。 しかし、忙しい日々を送っていると、なかなか実践に移せないものです。 そこでみなさんにおススメしたいのが、「ラジオ体操」です。 1日6分ちょっとの運動が、あなたの生活を一変させるかもしれません。

短時間でさまざまな筋肉を動かせる

ラジオやテレビで毎日放送されているラジオ体操は、「国民健康体操」として1952年に考案されました。 何十年もラジオ体操をしていないという方でも、子供のころに覚えた動きを脳が覚えているので、軽快な音楽を聞けばすぐにカラダが動くものです。 この体操は実によくできていて、3分13秒間のラジオ体操第一のなかに、なんと13種類もの運動が組み合わされています。 短時間の運動ですが、その間に全身にある400以上の筋肉を動かすことが可能になるんです。 足や腕を伸ばしたり、関節を動かしたりといった動きをすることで、筋肉がほぐれて血行が促進され、肩こりや腰痛の緩和につながりますし、脳の活動も活性化されますので、起床時に実践する習慣にピッタリと言えます。 朝起きた時に、カラダの痛みを感じるとか、目覚めが悪いという方は、明日の朝から試してみましょう。

午後はラジオ体操第二で筋力アップ

ラジオ体操第一に対して、第二の体操には無理のない範囲で筋力に負荷をかける運動が含まれます。 こちらも、たった3分8秒の運動ですが、筋力トレーニングになると同時に、内臓の動きを活発にはたらかせる作用があるのです。 また、普段の生活ではあまり動かさない部位にも刺激を与えられるため、年齢とともに固くなるカラダを柔らかくし、健康リスクを高められます。 ラジオ体操第一は起床後に、そして第二を代謝がアップする夕方ごろに行なうようにすれば、午前中から活動的に生活できますし、適度な疲労が快眠をもたらしてくれます。 ラジオ体操は動画サイトにもアップされていますから、自分の生活パターンに合わせて、好きな時間に運動できるというメリットもあるんです。 ただし、寝る前に運動すると交感神経が優位になって寝つきが悪くなりますので、夜の体操は布団に入る2時間前を目安にして下さいね。