コラム November 29, 2020

歯磨きは夕食後すぐに!寝る前に行なうと寝つきが悪くなる3つの習慣とは?

普段、当たり前のように繰り返している習慣が、わたしたちの寝つきを悪くしていることって、意外と多いんです。
本記事で挙げる習慣があったら、快眠のために今日から改善していきましょう。

1.夕食後にジョギングなどをする

食後の軽い運動は、血糖値の上昇を抑えるので、ぜひ、取り入れたい習慣です。
しかし、寝る2時間ぐらい前の運動は、心身を活性化させる交感神経優位の状態に導き、寝つきの悪さにつながります。

夕食後に運動するのでしたら、布団に入る4時間ぐらい前を目安に。

遅い時間は、軽いヨガなどがおススメです。

2.遅い時間までお笑いやバラエティー番組を見る

お笑いやバラエティー番組、興奮するサスペンスやホラー映画なども、寝る前の運動と同じように交感神経のスイッチがONになります。
夜は心身のリラックスが進むよう、ラジオを聞いてみてはいかがでしょうか?

3.寝る直前に歯を磨く

「眠くなってきたので、そろそろ布団に入ろう・・・」
あなたはこのタイミングで、歯磨きをしていませんか?

歯ブラシで口腔内を刺激する行為は、副交感神経のはたらきを鈍くし、眠気を覚ますこともあります。
歯や歯茎の健康維持のためにも、夜の歯磨きは夕食後すぐにするように習慣化してください。



以上、快眠を妨げる3つの習慣をご紹介しました。
今は眠りに悩みがない方も、年齢を重ねたり、ストレスがたまったりすることで不眠症リスクは高まります。
本記事を読んだことをきっかけに、夜は交感神経のスイッチをOFFにする快眠習慣を身につけていきましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)