コラム September 04, 2021

【気温が下がっても注意したい熱中症対策】習慣にすべき3つの行動とは?

(この記事は2021年7月25日時点の情報をもとに執筆しています)

今年の夏はコロナウイルスの影響で外出自粛が続いているにも関わらず、熱中症で搬送される方が昨年の2倍以上に達している地域もあるようです。
これから日に日に気温が下がっていきますが、自宅にいても熱中症になるケースもありますので油断は禁物です。
とくに、寝ている間は「夜間熱中症」を発症するリスクが高まるため、本記事を参考に気を引き締めて健康管理を行なってください。

1.温度・湿度計を設置する

部屋の温度と湿度を計測できる機器を、テレビの横やテーブルの上などに設置して、頻繁に数値を確認してください。
湿度が70%を超えると熱中症リスクが高まりますので、エアコンで温度を調整すると同時に、扇風機を使って室内の空気を循環させるといいですよ。

2.こまめに水分補給する

わたしたちが1日に摂るべき水分は、1.5~2リットルが目安です。
ただし、体外に排出される水分が多い日(発汗量が多い日や下痢をしている日など)は、少し多めに水を飲むようにしてください。
また、夜中にトイレで目が覚めるという理由で、夜の水分補給を控える方もいますよね。
しかし、室温や湿度が高いうえに、カラダが水分不足の状態に陥ると、寝ている間に「夜間熱中症」を発症することもあるんです。

このようなリスクを避けるためにも、寝る前に白湯を飲んで水分補給を絶対に行なうべきです。
温度が高い水でしたら膀胱を冷やすこともないので、尿意を感じて目が覚める頻度も減っていくことでしょう。

3.睡眠環境を整える

睡眠中も室温は26度前後、湿度は50%前後に保たれるようにしてください。
熱帯夜で夜になっても室温が高かったら、エアコンはつけっぱなしで寝るのがいいでしょう。
また、布団の中の温度や湿度(寝具内気候)にも配慮が必要です。
こちらは温度が33度前後、湿度は50%前後に保たれると夏でも快眠が得られますので、一度温度計を使って計測してみてください。
上記より温度や湿度が高くなっていたら、寝具に汗の水分がたまっている可能性がありますので、天日干しや陰干しなどのケアをしてみましょう。
それでも寝具内気候が改善しない場合は、通気性に優れた新しいマットレスに買い替えることを検討すべきです。
敷寝具は経年劣化で水分の放湿機能だけでなく、体圧分散機能も低下して深い眠りの妨げとなりますから。
GOKUMINのオンラインショップでも、通気性がバツグンで、反発力を自在に変えられる"オーダーメイド感覚"のマットレスを用意していますので、ぜひ、チェックしてみてください。

コロナの第5波が全国的に広がるなか、わたしたちにできることは自粛生活だけではなく、深い睡眠をとって免疫力を上げることです。
免疫力が高まれば、熱中症を発症するリスクも下がるということを肝に銘じて、本記事で紹介した3つの行動を習慣にして下さいね。