コラム November 12, 2021

寝付きの悪さは小豆で解消!脳の温度を下げれば快眠が得られる!

布団に入ってもあれこれ考え事をしてしまい、なかなか寝付けない・・・。
こんなお悩みを抱えている方は、「小豆枕」を使って脳をクールダウンさせてみましょう。
脳の温度が下がって快眠体質が身につくかも?

脳の温度低下は快眠の必須条件

1日の疲労がピークに達する夜は、カラダが休息モードに入ります。
副交感神経が優位になることで心身が弛緩しますし、体温も下がって全身をクールダウンさせる準備に入るのです。
こうしたカラダの変化は脳でも起こりますが、ストレス過多の状態にあると考え事をしてしまい、温度低下が発生せずに寝つきが悪くなってしまいます。

こうした夜が続くと睡眠の質が低下して免疫力が落ちますし、翌日のパフォーマンスにも影響しますので、あるアイテムを使って脳を強制的にクールダウンさせましょう。
そのアイテムとは、スーパーなどで安価で手に入る小豆を使った快眠枕です。

保冷剤入り枕では快眠が妨げられることも?

快眠枕の使い方は、とってもカンタン!
小豆を冷蔵庫で冷やした後に小袋に入れて、枕の上に置いて頭を乗せるだけ。
小豆には10%以上の水分が含まれていますので、しばらくヒンヤリした状態が続きます。
これによって脳が外側から冷やされ、寝つきの良さにつながるというワケです。
保冷剤入りの枕を使うという手もありますが、通気性が悪いので寝ている間に汗をかいてしまい、睡眠が妨げられることも考えられます。
それでしたら、水分を放湿させやすい小豆枕のほうがおススメ!

ただし、頭を冷やすだけではストレス解消につながりませんから、布団に入る前にハーブティーを飲んだり、軽いストレッチを行なったりして気分転換をしてみましょう。
寝付きが良くなって深い眠りが得られれば、睡眠中にストレス解消が進むだけでなく、ストレスへの対応力が高まることも期待できますよ。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)