コラム February 02, 2019

寝つきが悪い時に試したい!医師が考案した爪もみ療法でリラックス!

わたしたちはストレスを感じると、心身の活動を活発にする自律神経である交感神経が刺激され、呼吸や血圧が上昇して、暑くもないのに汗が出ることもあります。 こうした状態で布団に入っても、眠りにつくのは至難の業です。 気持ちが高ぶって眠れない時は、爪もみ療法を行なって、心身をリラックスさせてみましょう。

まずは耳を温めてみる

わたしたちのカラダには、頭のてっぺんから足の先まで、たくさんのツボがあります。 なかには、興奮した神経を鎮める効果が期待できるツボもありますから、ストレスがたまって興奮した状態になっている時は、寝る前にツボ療法を取り入れてみましょう。   まずは、耳の刺激です。 耳には、心身をリラックスさせるツボが多い上に、血行がアップすると副交感神経が優位になりやすいのです。 こうしたカラダの仕組みを利用して、まずは温かいタオルで両耳を温めてください。 その後、耳の後ろにある出っ張った骨の下を押してみてください。 ここには、快眠につながる翳風(えいふう)というツボがあります。 耳の血行が良くなって、すこし筋肉がリラックスしてきたら、今度は爪を刺激してみましょう。

爪もみ療法の手順

爪もみ療法は、外科医である福田稔医師が考案した方法で、自律神経の乱れを正常にする作用があります。 刺激してすぐに効果があらわれることも多いので、ストレスがたまりっぱなしという方は、布団に入ってから行なう毎日の習慣にしてみてください。   (爪もみ療法の手順) 1.親指→人さし指→中指→薬指→小指、という順番で、爪の両側の生え際を両サイドから少し強めに10秒ほど押してください 2.右手を刺激したら、左手を同じ順番で刺激します 3.胃が弱っている方は人さし指を、腰痛や頭痛がひどい方は、小指を長めに押しましょう この爪もみ療法は、寝る前だけでなく、副交感神経優位の状態になりやすい夕方からこまめに行なうと、効果アップが期待できますよ。 少しでも寝つきをよくして、深い眠りを得るために、さっそくこの記事を読んだ後に爪を刺激してみてください。