コラム March 05, 2019

寝つきが悪いときに試したい!布団に入りながら刺激できる快眠のツボ2つ

気分が沈み込んで寝付けないとか、イライラして目がさえてしまうことってありますよね? これは、自律神経が乱れている状態で、夜に優位になる副交感神経がはたらかず、脳を興奮状態に導く交感神経が活性化した状態になっています。 こんな時に試したいのは、ツボ療法です。 寝る前に押すだけで、気持ちがホッコリしてきて、快眠につながりますよ!

胃の調子も整う「内関」

自律神経は生命活動にかかわっており、呼吸や血圧、体温調整などを正常に保つはたらきがあります。 しかし、暖かい日と寒い日が繰り返されたり、環境の変化が起きたりすると、心身のコントロール機能が乱れてさまざまな不調が起こるのです。 布団に入っても寝付けない、夜中に何度も目が覚めるといった睡眠障害もその1つで、睡眠が浅くなるために自律神経がさらに失調していくという、負のスパイラルに陥ってしまうことも・・・。 そこで、みなさんにおすすめしたいのが、手軽にできる寝る前のツボ療法です。 まずは、手首のシワと並行に3本の指を当てて、一番外側の指と腱が交差する部分を押してみてください。 ここは「内関(ないかん)」というツボで、副交感神経が優位の状態になりやすくなるだけでなく、胃の調子がよくなるという作用もあります。

不安をやわらげて快眠に誘う「神門」

続いて試したいのは、「神門(しんもん)」というツボ。 こちらは、手首のシワの小指側のくぼんだ部分にあり、少し強い力で30回ぐらい押すと不安な気持ちが次第に静まっていくのが実感できます。 内関も神門も、布団に入った状態で押せるツボですから、ぜひ、寝る前の習慣にしてみてください。 眠りが深くなれば、自律神経の乱れも改善していきますし、気分も朝から前向きになれますよ。