快眠を妨げるような生活はしていないのに、なぜか毎晩、寝苦しさを感じて夜中に目が覚めてしまう・・・。
そんなお悩みを抱えている方は、今すぐエアコンの状態をチェックしてみて下さい。
一見、何の問題もないように見えても、実は中でカビが繁殖していて、快眠の妨げになっているかも?
冬に発生したカビの胞子が室内に広がる
みなさんはこの春、エアコンの掃除をしましたか?
エアコンの中は、わたしたちの想像以上に汚れていて、ホコリだけでなくカビも大量に発生しているんです。
とくに、冬の間は室内と外との温度差が激しくなっていますから、暖房をつけるたびにエアコンの内部に大量の水分が付着します。
これは、部屋を暖かくすると、窓ガラスに水滴が付くことからも想像できますよね。
この状態を放置しておくと、カビの胞子がフィルターなどに付着して、大量増殖してしまうんです。
さらに、これから梅雨の季節に入ると、室内の湿度はどんどん上昇していきますから、カビの量はさらに増えて室内にも胞子が拡散されてしまうことに。
カビの胞子を吸い込むと、ぜんそくなどの症状を引き起こしますし、肌に付着するとアレルギーでかゆみや炎症が発生することもあります。
夜中に目が覚めた時、このような症状がある方は、カビの影響を受けているかもしれませんよ。
エアコン内部の掃除は必ず業者に依頼!
エアコン掃除の基本は、こまめにフィルター洗浄することです。
しかし、カビはフィルターの奥にも発生していますから、1シーズン使ったらエアコン掃除の専門業者に依頼して、内部までしっかり掃除してもらうことをおすすめします。
DIYショップなどに行けば、エアコンを掃除するためのスプレーなどがお手軽価格で購入できますが、素人の掃除では完璧にカビを取り除くことはできません。
また、掃除中に胞子を部屋にまき散らしてしまい、それが寝具に付着すると、今度は布団がカビてしまうことに。
こうしたリスクを考えれば、多少、出費がかさんでも、快眠と健康を守るために、業者に頼んでカビをしっかり退治してもらうべきですね。
プロが掃除しても、多少のカビは飛び散ってしまいますから、エアコン掃除が始まる前に、寝具は別の部屋に移動させておくこともお忘れなく!