睡眠の目的は疲労回復だけではない!最高の目覚めを実現するには?
「人間は何のために眠るのか」
みなさんは、このシンプルな質問に答えられますか?
毎日、夜になると眠気を発生させるという体のはたらきには、生命を維持するための重要な役割があるのです。
睡眠でしか回復できない疲れとは?
わたしたちの日常生活は、ストレスを受けやすい環境であふれています。
会社や家族とのコミュニケーションで発生するすれ違い、将来の不安やプレッシャー、病気やケガなど・・・。
こうしたマイナスの出来事で体がストレスを受けると、血圧や心拍数が上がるなどさまざまな異変が発生しますが、休息をとることで次第に状況に対する対応力が生まれます。
ちなみに、子どもが生まれたとか、会社で昇進したなど、プラスの出来事もストレスの原因になるんですよ。
その休息というのが、まさに睡眠なのです。
睡眠をとると肉体疲労が進むだけでなく、脳の疲れも解消されるため、体の変調はおさまってゆき、朝起きた時には
「今日も1日頑張ろう」
という意欲が沸いてきます。
睡眠は時間より質が重要
しかし、ただ眠るだけでは、こうした心身の疲労回復は進みません。
人間の眠りには、体を休めるレム睡眠と、脳を休めるノンレム睡眠が交互で発生するのですが、不規則な生活をしていたり、寝具環境が悪化したりしていると、ノンレム睡眠が得にくくなってしまうのです。
このノンレム睡眠は、眠りについてから3時間の間が一番深くなり、睡眠の深度が深くなればなるほどストレス解消が進んで熟睡できます。
そして、目覚めのいい最高の朝を迎えられるのです。
目が覚めた時の気分がよければ、家事や仕事などのパフォーマンスが向上しますので、充実した毎日を送るためにも、寝具の機能には徹底的にこだわりましょう。
とくにマットレスの場合は、通気性や復元率の高さ、体圧分散力、そして、メンテナンス(カバーの洗濯など)のしやすさは、厳しくチェックしてくださいね!