コラム
June 15, 2019
【夏の季節におススメの入浴法】寝つきをよくする簡単なタオル活用術
夜になっても室温が高いうえに、湿度も上がった寝室で寝ようとしても、なかなか寝付け
ないものです。
こんな夜が続くこれからの季節は、お風呂に出る前のひと工夫が快眠に導いてくれますよ 。
体温の低下は脳でも起こる反応で、頭部が涼しければ涼しいほど、寝つきがよくなること が医療機関の研究でも分かっています。 しかし、通気性が低下した枕を使っていると、頭を乗せているうちに熱がこもり始め、脳 の温度が下がらなくなってしまうのです。 寝つきが悪い日が続いたら、枕の下に手を入れて熱がこもっていないか、そして、汗ばん でいないか確認してみてください。 頭部の温度が上昇しているのが分かるぐらい、寝具の環境が悪化していたら、まずは陰干 しなどのケアを徹底してみましょう。 それでも、枕の機能が戻らない場合は、吸・放湿性にすぐれた新しい枕に買い替えるべき です。
肩や背中が冷えてしまうと、今度は自律神経がダメージを受けて眠りが浅くなってしまう ので、睡眠の質が低下してしまいます。
こんな夜が続くこれからの季節は、お風呂に出る前のひと工夫が快眠に導いてくれますよ 。
寝るときは頭部を冷やすのが基本
わたしたちのカラダは、寝ている間に疲労回復を進めるために、夕方過ぎから体温を下げ ます。 眠りにつく頃には、昼間より0.5度ぐらい体温が低くなっているのですが、この温度変化 が発生しないとカラダが休息モードに入らず、眠りにつくまで1時間以上かかってしまう こともあるんです。体温の低下は脳でも起こる反応で、頭部が涼しければ涼しいほど、寝つきがよくなること が医療機関の研究でも分かっています。 しかし、通気性が低下した枕を使っていると、頭を乗せているうちに熱がこもり始め、脳 の温度が下がらなくなってしまうのです。 寝つきが悪い日が続いたら、枕の下に手を入れて熱がこもっていないか、そして、汗ばん でいないか確認してみてください。 頭部の温度が上昇しているのが分かるぐらい、寝具の環境が悪化していたら、まずは陰干 しなどのケアを徹底してみましょう。 それでも、枕の機能が戻らない場合は、吸・放湿性にすぐれた新しい枕に買い替えるべき です。
シャワーで頭部を少し冷やすのもおすすめ
こうした寝具環境の見直しと同時に、寝苦しい夜が続くこれからの季節に取り入れて欲し いのが、お風呂から出る前に頭を冷やす習慣です。 体温より低い32度ぐらいのぬるま湯を、シャワーで数分間、頭に当ててみてください。 2分ほどぬるま湯を当て続けていると、入浴で上昇した脳の温度が下がり始め、布団に入 るころには理想的な温度になっていますよ。 ただし、カラダにぬるま湯をかけないように注意してくださいね。肩や背中が冷えてしまうと、今度は自律神経がダメージを受けて眠りが浅くなってしまう ので、睡眠の質が低下してしまいます。