コラム
August 30, 2019
睡眠不足が避けられない人は必読!寝具の見直しで睡眠負債を軽減!?
睡眠不足の状態が継続することで、カラダにたまっていく病気リスクを「睡眠負債」といいます。
テレビの健康番組でも取りあげられることが多くなってきたので、この言葉を耳にしたことがあるという方も多いことでしょう。
しかし、仕事や育児で忙しい毎日を送っていたら、睡眠不足を解消するのは難しいですよね?
こんなお悩みを抱えている方は、“深い睡眠”が得られるような睡眠環境をつくってみましょう。
しかし、起床時間がいつもより遅くなると、眠りに誘う睡眠ホルモンが分泌される時間も後にずれてしまうので、一時的に睡眠不足が解消されても、翌週からまた同じ状態になってしまいます。
そして、カラダの免疫力は次第に低下していき、さまざまな病気リスクが高まるんです。
東北大学の調べによると、睡眠時間が6時間以下の方は、毎日7時間前後寝ている方に比べて、がんの発症率が6割以上も高まることが分かっています。
命にかかわる睡眠負債を減らすには、毎日少しずつ睡眠時間を長くして、7~8時間ほど確保することが重要ですが、忙しくていつも寝る時間が遅くなる方は、なかなか実践できないですよね?
そこで注目したいのが、睡眠の質です。
わたしたちのココロやカラダにたまった疲労は、深い眠りを得ることで回復速度が高まり、健康リスクの上昇も抑えられます。
そのキーワードとなるのが、“寝具の機能”なんです。
寝ている間にかく汗の70%は、マットレスなどの敷布団に移っていきますから、この水分をすばやく空気中に放出して、快眠を妨げないようにすることが必須となります。
また、長年使ってへたってしまった布団で寝ていると、腰などに圧力がかかり続けて、眠りがどんどん浅くなっていくのです。
敷寝具は、頭から足まで最適なバランスで体圧を分散し、寝返りをしっかりサポートする役目を担っています。 天日干しや陰干しなどのケアをしても、こうした機能が戻らないようでしたら、迷わず新寝具を手に入れて、睡眠負債を返済していきましょう。
このように睡眠環境を整えて、布団に入ったらすぐに眠りにつき、朝まで目が覚めないような睡眠がとれれば、多少の睡眠不足は深い眠りでカバーできますよ!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
テレビの健康番組でも取りあげられることが多くなってきたので、この言葉を耳にしたことがあるという方も多いことでしょう。
しかし、仕事や育児で忙しい毎日を送っていたら、睡眠不足を解消するのは難しいですよね?
こんなお悩みを抱えている方は、“深い睡眠”が得られるような睡眠環境をつくってみましょう。
睡眠負債は寝だめでは返済できない?
平日に睡眠不足状態が続いている方は、休日にたっぷり寝だめしていることが多いようです。しかし、起床時間がいつもより遅くなると、眠りに誘う睡眠ホルモンが分泌される時間も後にずれてしまうので、一時的に睡眠不足が解消されても、翌週からまた同じ状態になってしまいます。
そして、カラダの免疫力は次第に低下していき、さまざまな病気リスクが高まるんです。
東北大学の調べによると、睡眠時間が6時間以下の方は、毎日7時間前後寝ている方に比べて、がんの発症率が6割以上も高まることが分かっています。
命にかかわる睡眠負債を減らすには、毎日少しずつ睡眠時間を長くして、7~8時間ほど確保することが重要ですが、忙しくていつも寝る時間が遅くなる方は、なかなか実践できないですよね?
そこで注目したいのが、睡眠の質です。
わたしたちのココロやカラダにたまった疲労は、深い眠りを得ることで回復速度が高まり、健康リスクの上昇も抑えられます。
そのキーワードとなるのが、“寝具の機能”なんです。
睡眠負債の返済に必要な寝具の機能とは?
深い睡眠をサポートする寝具の機能として、真っ先に挙げられるのが、敷寝具の吸・放湿機能や調湿機能です。寝ている間にかく汗の70%は、マットレスなどの敷布団に移っていきますから、この水分をすばやく空気中に放出して、快眠を妨げないようにすることが必須となります。
また、長年使ってへたってしまった布団で寝ていると、腰などに圧力がかかり続けて、眠りがどんどん浅くなっていくのです。
敷寝具は、頭から足まで最適なバランスで体圧を分散し、寝返りをしっかりサポートする役目を担っています。 天日干しや陰干しなどのケアをしても、こうした機能が戻らないようでしたら、迷わず新寝具を手に入れて、睡眠負債を返済していきましょう。
このように睡眠環境を整えて、布団に入ったらすぐに眠りにつき、朝まで目が覚めないような睡眠がとれれば、多少の睡眠不足は深い眠りでカバーできますよ!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)