コラム September 06, 2019

寝る向きで睡眠の質が変わる!目覚めが悪い人は横向きで寝てみて!

布団に入ったらすぐに眠りついて、朝まで一度も目が覚めることなくぐっすり眠り、心地よい気分で目覚める。

こうした理想的な睡眠をとれていない方は、眠りが浅くなっている可能性があります。

浅い眠りが多くなる原因はさまざまですが、ちょっとした改善で眠りが深くなることもあるんです。

寝る時の姿勢を変えるのも、睡眠の質を上げる1つの方法なので、爽快な朝をむかえられていない方は、本記事を参考に試してみてください。

うつぶせ寝はすぐにやめるべき理由

わたしたちの寝姿勢は、大別するとあお向けと横向き、うつぶせに分かれます。

寝やすいと感じる姿勢は、人それぞれですが、うつぶせで寝ている方は、今すぐあお向けか横向きに変えてください。

この姿勢で布団にカラダをあずけると、体圧が腰ではなく胸に集中してしまい、副交感神経を優位にする「腹式呼吸」ができなくなり、交感神経が活性化する「胸式呼吸」になってしまうのです。

胸式呼吸をしている間は、脳が覚醒して眠りが浅くなり、深い眠りが得にくくなってしまいます。

また、年齢を重ねると骨が弱くなりますから、うつぶせ寝で寝ていると普段使わない関節にも力が入り、寝ている間に骨折してしまうなんてことも・・・。

アルツハイマー型認知症の予防にも効果的な横向き寝

あおむけ寝は、呼吸も自然になり、とくにデメリットがないように思えますが、いびきをかく方は要注意です。

枕に頭を乗せると、喉が沈みやすくなって気道が狭くなり、鼻から取り込んだ空気が通りにくくなって、振動が発生します。

これが、いびきのメカニズムです。

いびきをかいている時は、体内が酸欠状態になりますから、やはり睡眠は浅くなります。

これに対して、横向き寝は気道を狭めることもなく、脳にたまるとアルツハイマー型認知症を引き起こす「アミロイドベータ」という老廃物の排出が、ほかの寝姿勢より進むのです。 慣れた寝姿勢を変えるのは難しいですが、本サイトでも紹介している、適度な反発力と復元力を持った枕を使えば、理想的な横向き姿勢をサポートしてくれます。

毎晩、深い眠りが得られるようになって、脳の老廃物もしっかり排出できれば、目覚めの気分がよくなるだけでなく、1日の行動力もアップして、生活の充実度が上昇しますよ!