コラム
January 21, 2020
夜中にトイレで目が覚める方に朗報!室温調整で眠りが深くなる?
夜中に目が覚める原因の代表格といえば、尿意ですよね。
トイレに行くと深い眠りが妨げられるだけでなく、寒い廊下を歩いているうちに脳が覚醒してきて、再び寝付くまで時間がかかることも。
そんなお悩みを持つ方に実践していただきたいのが、就寝前の室温調整です。
しかし、年を重ねると膀胱にそれほど尿がたまっていなくても、寝ている間にトイレに行きたくなって目が覚めることが多くなるのです。
また、冷え性に悩む女性なども、冬シーズンは寒さの影響でトイレに起きることもありますね。
このような夜が続くと、眠りの質がどんどん低下していくので、カラダの免疫力が落ちててさまざまな病気にかかりやすくなります。
そこで、みなさんに実践していただきたいのが、
「寝る前に、室温を2.5度上げる」
という習慣です。
カラダが温まることで過敏になっている膀胱の活動が収まるだけでなく、血圧なども下がって、快眠と健康にプラスにはたらくとのこと。
地域や寝る前の暖房の使用状況にもよりますが、冬の寝室は17~8度程度になっていますので、20度を少し超えるように調整してみてください。
さらに、通気性がよく、吸・放湿機能が高いマットレスで眠れば、寝ている間の発汗でカラダが冷えることも防げますから、頻尿のお悩み解消につながるかも!?
今晩から、ぜひ、本記事で紹介した室温調整を実施しつつ、敷き寝具がへたっているようでしたら、新しい寝具に買い替えることを検討してみましょう。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
トイレに行くと深い眠りが妨げられるだけでなく、寒い廊下を歩いているうちに脳が覚醒してきて、再び寝付くまで時間がかかることも。
そんなお悩みを持つ方に実践していただきたいのが、就寝前の室温調整です。
睡眠中の尿意はホルモンで抑えられている
わたしたちのカラダは、睡眠によって疲労とストレスを解消するために、脳から尿意を抑えるホルモンを分泌します。しかし、年を重ねると膀胱にそれほど尿がたまっていなくても、寝ている間にトイレに行きたくなって目が覚めることが多くなるのです。
また、冷え性に悩む女性なども、冬シーズンは寒さの影響でトイレに起きることもありますね。
このような夜が続くと、眠りの質がどんどん低下していくので、カラダの免疫力が落ちててさまざまな病気にかかりやすくなります。
そこで、みなさんに実践していただきたいのが、
「寝る前に、室温を2.5度上げる」
という習慣です。
エアコンなどで室温を20度程度に!
北九州市立大学と産業医科大学の研究によると、冬シーズンは寝る前に寝室の温度を2.5度上昇させれば、夜間頻尿が4割減少することが分かったのです。カラダが温まることで過敏になっている膀胱の活動が収まるだけでなく、血圧なども下がって、快眠と健康にプラスにはたらくとのこと。
地域や寝る前の暖房の使用状況にもよりますが、冬の寝室は17~8度程度になっていますので、20度を少し超えるように調整してみてください。
さらに、通気性がよく、吸・放湿機能が高いマットレスで眠れば、寝ている間の発汗でカラダが冷えることも防げますから、頻尿のお悩み解消につながるかも!?
今晩から、ぜひ、本記事で紹介した室温調整を実施しつつ、敷き寝具がへたっているようでしたら、新しい寝具に買い替えることを検討してみましょう。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)