コラム
January 23, 2020
即効性はなし!睡眠サプリを試す前に知っておくべき2つの重要ポイント
テレビやインターネットで目にすることが多くなった、サプリメント(健康食品)の広告。
摂取するだけで、すぐに健康や美容のお悩みが解決されるようなイメージを持ってしまいますが、実はリスクもたくさん潜んでいるんです。
最近種類が多くなってきた「睡眠サプリ」に関しても、購入前に知っておくべき知識がありますので、ここでポイントを押さえておきましょう!
わたしたちが美容や健康面で抱えるお悩みは、さまざまですが、そのほとんどに対応するサプリが販売されていますね。
コマーシャルやインターネット広告は、サプリを摂取するとすぐに効果が出てくるようなイメージを抱かせるように作っています。
しかし、サプリはあくまでも“健康補助食品“であって、食事の代わりに摂るものではないのです。
逆に、サプリに頼った生活を送っていると、健康を害してしまうこともあります。
たとえば、ビタミンAを過剰摂取すると、めまいや頭痛、関節痛などを発症するんです。
アンチエイジング成分として重要なビタミンCも、ビタミンAほどの症状は出ませんが、胃腸へのダメージが大きくなることが報告されています。
「心身の健康に必要な栄養は、3度の食事から過不足なく摂る」
まずは、この点を再認識して、不足分をサプリで補うといった生活を徹底してください。
寝つきが悪い、深い眠りが得られないなど、眠りの悩みは人それぞれで、すぐに原因を特定できないことも多いです。
そんな複雑な症状が、サプリを飲むだけですぐに解消されることはありません。
睡眠サプリに配合されていることが多い「トリプトファン」という成分は、乳製品や大豆食品、バナナなどに豊富に含まれています。
さらに、トリプトファンは体内に取り込まれると、心身をリラックスさせる「セロトニン」となり、その後、睡眠ホルモンである「メラトニン」に変わっていくのです。
サプリの力を借りようと考えている方は、朝食にトリプトファンが多く含まれた食品を摂りつつ、セロトニンの生成が活性化されるように、日光浴を毎日行なってみましょう。
さらに、メラトニンの分泌を妨げないために、夜は間接照明を使うようにして、快眠習慣を取り入れてみてください。
このように
「ライフスタイルを改善しつつ、睡眠サプリのパワーを借りる」
という考えを持つことが、快眠体質を得る近道になりますよ!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
摂取するだけで、すぐに健康や美容のお悩みが解決されるようなイメージを持ってしまいますが、実はリスクもたくさん潜んでいるんです。
最近種類が多くなってきた「睡眠サプリ」に関しても、購入前に知っておくべき知識がありますので、ここでポイントを押さえておきましょう!
サプリメントはあくまでも“補助”食品
ダイエットや肌コンディションのアップ、睡眠などなど・・・。わたしたちが美容や健康面で抱えるお悩みは、さまざまですが、そのほとんどに対応するサプリが販売されていますね。
コマーシャルやインターネット広告は、サプリを摂取するとすぐに効果が出てくるようなイメージを抱かせるように作っています。
しかし、サプリはあくまでも“健康補助食品“であって、食事の代わりに摂るものではないのです。
逆に、サプリに頼った生活を送っていると、健康を害してしまうこともあります。
たとえば、ビタミンAを過剰摂取すると、めまいや頭痛、関節痛などを発症するんです。
アンチエイジング成分として重要なビタミンCも、ビタミンAほどの症状は出ませんが、胃腸へのダメージが大きくなることが報告されています。
「心身の健康に必要な栄養は、3度の食事から過不足なく摂る」
まずは、この点を再認識して、不足分をサプリで補うといった生活を徹底してください。
睡眠も食生活の見直しが最優先
睡眠サプリに関しても、ビタミンなどのサプリと同じことが言えます。寝つきが悪い、深い眠りが得られないなど、眠りの悩みは人それぞれで、すぐに原因を特定できないことも多いです。
そんな複雑な症状が、サプリを飲むだけですぐに解消されることはありません。
睡眠サプリに配合されていることが多い「トリプトファン」という成分は、乳製品や大豆食品、バナナなどに豊富に含まれています。
さらに、トリプトファンは体内に取り込まれると、心身をリラックスさせる「セロトニン」となり、その後、睡眠ホルモンである「メラトニン」に変わっていくのです。
サプリの力を借りようと考えている方は、朝食にトリプトファンが多く含まれた食品を摂りつつ、セロトニンの生成が活性化されるように、日光浴を毎日行なってみましょう。
さらに、メラトニンの分泌を妨げないために、夜は間接照明を使うようにして、快眠習慣を取り入れてみてください。
このように
「ライフスタイルを改善しつつ、睡眠サプリのパワーを借りる」
という考えを持つことが、快眠体質を得る近道になりますよ!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)