コラム
February 13, 2020
【食事制限ダイエットの落とし穴】寝る時の空腹感で眠りが浅くなる!
毎年、さまざまなダイエット法がはやる中で、一番人気があるのは、食事の量を制限する方法ですね。
しかし、やり方を間違えると、不眠を招いてしまうことがあるんです。
ダイエットを考えている方は、本記事をしっかり読んで、正しい知識を身につけてください。
しかし、ストレスを感じている状態にあると、夜になると優位になって快眠にいざなう「副交感神経」がはたらきにくくなるのです。
そして、脳を覚醒させる「交感神経」が活性化して、寝つきが悪くなりますし、眠りが浅くなって疲労が翌日に持ち越されます。
“空腹感”もこのストレスの1つで、夕食の量を減らすことで摂取カロリーは抑えられるものの、不眠症状が日に日に深刻化するリスクが高まるのです。
また、睡眠不足が続くと、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌量が増加し、血糖値が上昇します。
さらに、インスリンの分泌が促されて、体内に余分な脂肪がどんどんたまっていき、ダイエットどころか肥満を招くこともあるんですよ。
食事量を減らしても、カラダは少ないカロリーで生命を維持しようとはたらくので、理想どおりに体重は減らないのが実状。
それならば、消費カロリーを増やすのはもちろんのこと、適度な疲れを発生させて快眠につなげるためにも、夕方のジョギングやウォーキングなどを習慣にしてみませんか?
この時間帯は、1日で一番体温が高くなりますので、代謝が上がって効率的に脂肪燃焼ができます。
健康食品のコマーシャルやネット広告を見ると、短期間で体重を一気に減らせるような妄想を抱いてしまいますが、ダイエットの基本は適度な運動とバランスのよい食事です。
よく噛んで食べるだけでも、食事の量は自然と減っていきますから、カラダの理にそった方法で少しずつ体重を落としていきましょう。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
しかし、やり方を間違えると、不眠を招いてしまうことがあるんです。
ダイエットを考えている方は、本記事をしっかり読んで、正しい知識を身につけてください。
空腹感が脳を活性化させて安眠の妨げに
わたしたちが眠りにつくときは、脳の動きも鈍くなり、休息モードに入ります。しかし、ストレスを感じている状態にあると、夜になると優位になって快眠にいざなう「副交感神経」がはたらきにくくなるのです。
そして、脳を覚醒させる「交感神経」が活性化して、寝つきが悪くなりますし、眠りが浅くなって疲労が翌日に持ち越されます。
“空腹感”もこのストレスの1つで、夕食の量を減らすことで摂取カロリーは抑えられるものの、不眠症状が日に日に深刻化するリスクが高まるのです。
また、睡眠不足が続くと、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌量が増加し、血糖値が上昇します。
さらに、インスリンの分泌が促されて、体内に余分な脂肪がどんどんたまっていき、ダイエットどころか肥満を招くこともあるんですよ。
夕方の運動がダイエットと快眠につながる
ダイエットの基本は、摂取カロリーより、消費カロリーを多くすることです。食事量を減らしても、カラダは少ないカロリーで生命を維持しようとはたらくので、理想どおりに体重は減らないのが実状。
それならば、消費カロリーを増やすのはもちろんのこと、適度な疲れを発生させて快眠につなげるためにも、夕方のジョギングやウォーキングなどを習慣にしてみませんか?
この時間帯は、1日で一番体温が高くなりますので、代謝が上がって効率的に脂肪燃焼ができます。
健康食品のコマーシャルやネット広告を見ると、短期間で体重を一気に減らせるような妄想を抱いてしまいますが、ダイエットの基本は適度な運動とバランスのよい食事です。
よく噛んで食べるだけでも、食事の量は自然と減っていきますから、カラダの理にそった方法で少しずつ体重を落としていきましょう。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)