今日からすぐ実践!驚くほど入眠がスムーズになるお手軽入浴法!
夜になると涼しさを通り越して、寒さを感じるようになってきた今日この頃。
温かいお風呂に入って、1日の疲れを癒すのが楽しみという方も多いことでしょう。
しかし、入浴法を間違うと、快眠どころか不眠につながってしまうこと、みなさんはご存知でしたか?
入浴は布団に入る2時間前がベスト
わたしたちのカラダは、寝ている間に1日の活動で疲れた臓器などをクールダウンさせるために、内臓付近の体温(深部体温)を下げます。
ところが、深部体温が上がるような行動を繰り返していると、次第に寝つきが悪くなり、しまいには睡眠障害を引き起こすことも。
その代表的な行動というのが、入浴です。
布団に入る寸前に熱いお湯に浸かると、カラダは温まってリラックスした気分になりますが、深部体温は上昇するので、この温度が下がるまで寝付けなくなります。
また、熱いお湯の刺激は、夜に優位になる副交感神経のはたらきを鈍くし、脳を覚醒させる交感神経優位の状態にしてしまうのです。
こうしたカラダの仕組みを考えて、入眠をスムーズにして朝までグッスリ眠るには、寝る2時間前に入浴するのがベストなんです。
このタイミングで深部体温を上げると、寝るまでの間に体温の急降下が発生し、スムーズな入眠が実現します。
お湯の温度は38度設定に!
快眠のための入浴で、もう1つ注意したいのが、お湯の温度です。
38度ぐらいのぬるま湯に15分位浸かっていると、カラダが芯から温まって、心身のリラックスが進みます。
また、副交感神経が優位になるため、入眠がスムーズになるだけでなく、眠りが深くなり、質の高い睡眠が得られるのです。
さらに、お風呂場の電気を消して脱衣所の灯りだけにすると、副交感神経のはたらきで、さらに気分が落ち着いて1日の疲れがしっかりとれるんですよ。
後は、自分好みの温泉の素をお湯に混ぜたり、バスアロマを焚いたりして、入浴時間を最高のリラックスタイムにしてみてください。
ストレスも解消されて、翌朝は、快適な気分で目覚められますよ。