コラム November 21, 2018

今日からすぐ実践!驚くほど入眠がスムーズになるお手軽入浴法!

夜になると涼しさを通り越して、寒さを感じるようになってきた今日この頃。

温かいお風呂に入って、1日の疲れを癒すのが楽しみという方も多いことでしょう。

しかし、入浴法を間違うと、快眠どころか不眠につながってしまうこと、みなさんはご存知でしたか?

入浴は布団に入る2時間前がベスト

わたしたちのカラダは、寝ている間に1日の活動で疲れた臓器などをクールダウンさせるために、内臓付近の体温(深部体温)を下げます。

ところが、深部体温が上がるような行動を繰り返していると、次第に寝つきが悪くなり、しまいには睡眠障害を引き起こすことも。

その代表的な行動というのが、入浴です。

布団に入る寸前に熱いお湯に浸かると、カラダは温まってリラックスした気分になりますが、深部体温は上昇するので、この温度が下がるまで寝付けなくなります。

また、熱いお湯の刺激は、夜に優位になる副交感神経のはたらきを鈍くし、脳を覚醒させる交感神経優位の状態にしてしまうのです。


こうしたカラダの仕組みを考えて、入眠をスムーズにして朝までグッスリ眠るには、寝る2時間前に入浴するのがベストなんです。

このタイミングで深部体温を上げると、寝るまでの間に体温の急降下が発生し、スムーズな入眠が実現します。

お湯の温度は38度設定に!

快眠のための入浴で、もう1つ注意したいのが、お湯の温度です。

38度ぐらいのぬるま湯に15分位浸かっていると、カラダが芯から温まって、心身のリラックスが進みます。

また、副交感神経が優位になるため、入眠がスムーズになるだけでなく、眠りが深くなり、質の高い睡眠が得られるのです。

さらに、お風呂場の電気を消して脱衣所の灯りだけにすると、副交感神経のはたらきで、さらに気分が落ち着いて1日の疲れがしっかりとれるんですよ。

後は、自分好みの温泉の素をお湯に混ぜたり、バスアロマを焚いたりして、入浴時間を最高のリラックスタイムにしてみてください。

ストレスも解消されて、翌朝は、快適な気分で目覚められますよ。