コラム September 06, 2020

【睡眠美容の常識】寝ている間に美肌をつくる“逸品アイテム”とは?

ていねいにお肌をケアしているのに、なかなかコンディションがよくならない・・・。
こんなお悩みを抱えている方は、夜のスキンケアが間違っているかもしれません。

美容の業界では当たり前だった常識が、皮膚科学の研究によって覆されていることもあります。
お肌に夏のダメージがたまった今こそ、正しいケア方法を身につけましょう。

夜のスキンケアは入浴後と睡眠前の2回行なう

入浴時にクレンジングと洗顔を行なうと、すすぎを始めた瞬間から肌水分が失われていきます。

また、お風呂から出ると汗が蒸発しますが、この時にお肌の水分も奪われていくんですね。

このような肌状態を考慮して、入浴後は化粧水と美容液で、水分補給と保湿を徹底しましょう。
さらに、寝る前も再度、保湿に重点を置いたスキンケアを行なえば、睡眠中に進むお肌の新陳代謝が活性化しますよ。

“乳液でフタ“は肌トラブルを招くことも?

スキンケアの順番は、化粧水で水分補給をしたら、油分が含まれた乳液などでフタをするというのが常識でした。

しかし、極端な乾燥肌でない限り、乳液は不要です。
お肌は常に皮脂を分泌して、コーティング剤の役割を果たしています。

この状態で油分を加えるとオイリー肌に傾いてしまい、大人ニキビなどが増える原因になるんです。

したがって、スキンケアでは油分補給せず、先ほどお話しした“保湿”を徹底して下さい。

お肌のゴールデンタイムは存在しない?

「午後10時から午前2時は、お肌のゴールデンタイム」
こちらもまた、間違った美容の常識です。

お肌の新陳代謝は決まった時間に始まるのではなく、
「眠りについてから3時間の間に、深い睡眠に入ることで活性化する」
ということがわかっています。

寝室を最適な環境(温度は22~25度、湿度は50%前後)に保ち、通気性と耐圧分散力が優れたマットレスで寝てみてください。

枕カバーは常に弱酸性の状態に!

最後にお伝えするのは、枕カバーのお話です。

わたしたちは寝ている間、何回も寝返りをうって体圧の集中を解消しています。
これは頭部も同じで、向きを変えたりするたびに、枕カバーに皮膚の老廃物が付着するんですね。

さらに、頭皮から汗が移ると生地がアルカリ性になり、お肌に大きなダメージを与え、乾燥肌を招きます。

こうしたトラブルを防ぐ逸品として、みなさんに使ってほしいのが、「美容枕カバー」です。

汗を吸ったコットン製の布地は、皮膚と同じアルカリ性の状態に変わり、寝ている間もアンチエイジングをサポート。
抗菌加工も施されているため、雑菌が繁殖しにくいという、うれしい特長もあるんです。

今回の記事でご紹介した美容法の実践と合わせて、みなさんも美容枕カバーを、ぜひ、使ってみてください。