コラム September 30, 2020

気温が低い季節こそ寝具ケアの徹底!寝汗をかくのは夏だけじゃない?

わたしたちは寝ている間に汗をかきますが、こうしたカラダの反応は、気温が低い季節にも起こっていること、みなさんはご存じでしょうか?
涼しい今の時期は、寝具のケアがおざなりになりがちですが、汗によってマットレスにたまった寝具ケアを徹底しないと、睡眠環境が一気に低下して不眠を招いてしまうかも!?

睡眠中の発汗は眠りを深くするためでもある

わたしたちのカラダは、熱さを感じると自律神経のはたらきによって発汗が促され、体温を低下させます。
こうした生命維持活動は睡眠中にも発生し、個人差はありますが、一晩で約200ミリリットルの汗をかくんですね。
夜になっても室温が下がらない熱帯夜は、発汗量が多くなって寝苦しさを感じ、夜中に目が覚めますよね。

涼しい季節は、寝室が快眠に最適な温度になるため、このような中途覚醒は起こりにくくなりますが、それでも寝汗はかいています。

その理由は、「深い眠りを得るため」です。

汗をかくと、体内の温度がどんどん低下していくため、脳の疲労回復が進むノンレム睡眠の深度が高くなります。
逆に、寝る前から体温が高いままだと、脳のはたらきを活性化させる交感神経が優位になり、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりといった症状が出やすくなるんですね。

快眠につながる寝具内環境とは?

夏以外の季節でも、寝ている間に汗をかくのは、カラダの正常な活動であることがわかりました。
しかし、寝具に汗の湿気がこもった状態になっていたら、発汗量が増えて寝苦しさを感じ、眠りが浅くなることも。

寝室は快眠に最適な温度と湿度を保っていても、布団の中は体温の影響で蒸れてしまいますので、汗がカラダにまとわりついて不快な状態になります。
さらに、汗が蒸発する時に、体温を必要以上に奪っていくため、カラダが慢性的に冷える”冷え性“を招くリスクも高まるのです。

このようなトラブルを避けるためにも、汗の70%を吸収する敷寝具は、こまめにケアするようにしましょう。

ウレタンタイプのマットレスでしたら、陰干しをして扇風機の風を当てれば、生地に含まれた水分が効率的に放出されていきますよ。

陰干しをしても湿気が飛ばないとか、へたった状態から形状が戻らない時は、寝具の寿命が過ぎている可能性があります。
新しいマットレスに買い替えて、快眠環境を改善することをおススメします。

GOKUMINの通販サイトでも大人気の「エアブリッドマットレス」でしたら、通気性が高いうえに、三つ折りタイプで寝具ケアが容易なので、ワンランク上の“極眠”が手に入りますよ!