コラム
December 09, 2020
カラダを冷やす飲食物に要注意!冷えが進むと免疫力も低下する?
これからグンと気温が下がる季節は、カラダを冷やす食べ物や飲み物に注意が必要です。
慢性的な冷え性になると免疫力が落ち、これから流行が予想されるインフルエンザやコロナへの抵抗力が低下します。
当たり前のように摂っている“温活食品”も、冷えを助長しているかも?
「みなさんの平熱は、どれぐらいですか?」
健康的な成人の方の場合、平熱は36.5~37.0度ですが、35度台という低体温の方は、免疫力が落ちているかもしれません。
体温が低いと血管は収縮してしまい、血液の流れが悪くなってしまいます。
血液中に含まれる白血球には、体内に侵入してきたウイルスや雑菌などを死滅させるはたらきがありますから、低体温で血行不良の状態にあると、抵抗力が一気に低下してしまうんです。
気温が低い季節に、カラダを冷やす飲食物を摂る頻度が高くなると、平熱が正常な方も血のめぐりが悪化します。
まずは、冷たい飲料は避けて、常温か温かいドリンクを飲むようにしてください。
とくに、体温を上げなくてはいけない朝は、白湯などを飲んで血行を促すことをおススメします。
冷水を飲まなくても、お湯の刺激でカラダが目覚め、日中の行動力がアップしますよ!
まずは、カラダを冷やす添加物が多く含まれる、レトルト食品や冷凍食品を極力避けること。
保存料として使われることが多い「リン酸塩」などは、その最たるものです。
また、カラダをポカポカにする食材も、調理方法によっては冷えにつながることもあります。
たとえば、料理やお茶などに使うショウガは、加熱しない状態だと発汗が促されて、汗が蒸発する時に体温が奪われていくんです。
逆に、加熱すると「ショウガオール」というカラダを芯から温める成分が増えますから、野菜炒めや焼き肉などに加えてみてください。
ほかにも、寒い地方で採れる野菜や根菜(カボチャやニンジン、じゃがいも)は、カラダを温める一方で、南国育ちの果物は冷えにつながります。
このような特徴をしっかり覚えて食生活を改善し、免疫力アップを目指しましょう!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
慢性的な冷え性になると免疫力が落ち、これから流行が予想されるインフルエンザやコロナへの抵抗力が低下します。
当たり前のように摂っている“温活食品”も、冷えを助長しているかも?
体温と免疫には密接な関係がある
まずは、質問です。「みなさんの平熱は、どれぐらいですか?」
健康的な成人の方の場合、平熱は36.5~37.0度ですが、35度台という低体温の方は、免疫力が落ちているかもしれません。
体温が低いと血管は収縮してしまい、血液の流れが悪くなってしまいます。
血液中に含まれる白血球には、体内に侵入してきたウイルスや雑菌などを死滅させるはたらきがありますから、低体温で血行不良の状態にあると、抵抗力が一気に低下してしまうんです。
気温が低い季節に、カラダを冷やす飲食物を摂る頻度が高くなると、平熱が正常な方も血のめぐりが悪化します。
まずは、冷たい飲料は避けて、常温か温かいドリンクを飲むようにしてください。
とくに、体温を上げなくてはいけない朝は、白湯などを飲んで血行を促すことをおススメします。
冷水を飲まなくても、お湯の刺激でカラダが目覚め、日中の行動力がアップしますよ!
レトルト&冷凍食品は要注意!
食生活においても、冷えの防止を徹底しましょう。まずは、カラダを冷やす添加物が多く含まれる、レトルト食品や冷凍食品を極力避けること。
保存料として使われることが多い「リン酸塩」などは、その最たるものです。
また、カラダをポカポカにする食材も、調理方法によっては冷えにつながることもあります。
たとえば、料理やお茶などに使うショウガは、加熱しない状態だと発汗が促されて、汗が蒸発する時に体温が奪われていくんです。
逆に、加熱すると「ショウガオール」というカラダを芯から温める成分が増えますから、野菜炒めや焼き肉などに加えてみてください。
ほかにも、寒い地方で採れる野菜や根菜(カボチャやニンジン、じゃがいも)は、カラダを温める一方で、南国育ちの果物は冷えにつながります。
このような特徴をしっかり覚えて食生活を改善し、免疫力アップを目指しましょう!
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)