コラム February 02, 2021

冷え性の人に絶対試してほしい!カイロを使った快眠術を教えます!

布団に入っても足先が冷たくなっていて、カラダが温まらず寝つきも悪くなる・・・。
こんなお悩みを抱えている方は、カイロを活用してみてください。
ちょっとした工夫で血行が良くなるだけでなく、快眠体質が得られるかもしれませんよ。

靴下をはいたまま寝るのはNG!

寒い今の時期は、寝るときも靴下を履くという方も多いようですね。
しかし、ゴムの締め付けで血行が悪くなるだけでなく、寝ている間に汗をかいた後、気化熱で体温が奪われてしまうなど、デメリットがたくさんあるんですね。
さらに、わたしたちのカラダは、寝る前は内臓付近の温度を下げるために、足先から熱を放出するのですが、靴下を履くとこの体温低下が起きにくくなることも。

このような理由から、靴下を履いたまま寝るのはNGと言えるのです。



それでも、足の冷えが眠りを妨げるようでしたら、足の締め付けがないレッグウォーマーを着用してみてください。
さらに、布団に入る30分ぐらい前から、足裏にカイロを貼ってみましょう。
こうした正しい温活を毎晩続けてゆけば、寝るときも寒さ知らずで深い眠りに誘われますよ。

ただし、カイロは寝る直前に必ずはがしてくださいね。
発汗量が増えて寝苦しさを感じ、夜中に目が覚めてしまいますから。

冷えがつらい方がカイロを貼るべき場所

快眠対策として便利なカイロは、ほかにも活用法があります。
まず、カラダ全体が冷えているという場合は、首筋に貼るのがおススメ。

首には太い血管が通っていますので、ここをピンポイントで温めれば、温度が上昇した血液が全身をめぐり、カラダがポカポカになるというワケです。

また、日中はお腹や腰にカイロを貼るようにしましょう。



腸をはじめとする内臓が温まり、自律神経の乱れが防げます。
ちなみに、先ほどお話しした“足裏カイロ”は、外出時にも有効です。

靴の中にミニサイズのカイロを入れておけば、凍えるような寒い日でも足元は温かい状態に保てますよ!
冷えを放置しておくと、自律神経がさらに乱れて体温調整機能が低下し、不眠やうつなどを招きますので、今日から正しい温活でポカポカ体質を目指しましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)