コラム March 04, 2021

ステイホームで不眠に悩む人急増?家飲み時に絶対守りたいこと3か条!

2021年になって、一部の地域では2度目の緊急事態宣言が発出され、ステイホームがさらに促されるなど、わたしたちの生活は窮屈になる一方です。
そのストレスを発散するために、家でお酒を飲む頻度が高くなっている方が増えていますが、同時に不眠を発症している方も多いのが実状です。
不眠が進むとうつ病を引き起こすリスクが高まりますから、本記事を参考に、睡眠への影響を最低限にする、楽しい飲み方を抑えていきましょう。

1.寝る直前までの飲酒は避ける

お酒を飲むと眠くなりますが、これは副交感神経が優位になるからで、カラダは休息モードに入る一方で、体内でアルコールの分解が終わると脳は活性化して、疲労回復が妨げられてしまうんです。
このような夜が多くなると、睡眠の質はどんどん低下していきますし、アルコールへの依存リスクも高まりますので、飲酒は寝る6時間前までに終わらせるようにしましょう。

2.お酒と同量の水を飲む

体内に取り込まれたアルコールは肝臓で分解されるのですが、この時、大量の水分が消費されます。
当然、カラダは水分不足の状態になりますので、喉が渇いて目が覚めますし、眠りがさらに浅くなって疲労やストレスが翌日に持ち越されます。
このようなトラブルを避けるためにも、お酒を飲むときは同量の水も摂取するようにしましょう。

3.アルコール度数の高い飲料は避ける

最近は、アルコール度数が10%前後もあるチューハイが人気ですね。
人工甘味料などを使って飲みやすくなっているので、気が付いたら5~6本飲んでいたなんてことも・・・。
しかし、アルコール度数が高くなればなるほど、カラダへのダメージは深刻になります。

とくに、大腸疾患のリスクは飛躍的に上昇しますので、低アルコールの飲料を選ぶように心がけてください。
コロナと共生する生活は、これからも続きます。
睡眠の質が低下すると、免疫力落ちてコロナに感染するリスクも高まりますから、本記事で解説したポイントを参考に、家飲みを楽しんでくださいね。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)