コラム
June 27, 2021
【夏前にすべきエアコンのお手入れ】方法を間違うと快眠にも影響が?
しばらく使っていないエアコンのスイッチをONにすると、いやな臭いが漂ってきますよね?
その正体は、カビや雑菌なんです。
これらの有害物質は部屋中に広がり、寝具にも付着して快眠を妨げることもありますので、本記事を参考に今から正しいエアコンのケア方法を覚えておきましょう。
また、エアコンは設置場所が天井近くであるがために掃除が行き届かず、ほこりなどが大量に蓄積してしまうのです。
こうした環境はカビにとって格好の棲み処となり、エアコン内部にあるファンや熱交換器などにびっしりと付着してどんどん増殖していきます。
この状態でエアコンをつけると、内部からカビの胞子が部屋中に飛び散り、寝具にも移って呼吸器疾患やアレルギー反応を引き起こすのです。
さらに、冷房を使っている期間は、温かい空気を取り入れて冷風に変えているため、その温度差で水滴が熱交換器などに付着。
湿度はさらに上昇して、カビがどんどん増えていくのです。
スプレーするだけでカビを除去できる商品もありますが、エアコンの奥まで届くタイプはほとんどないのが実状なんです。
もし、スプレーの水分が電子部品などにかかってしまったら、エアコンの故障にもつながってしまうので、自分でエアコンを掃除するのはお勧めできません。
エアコンの内部は複雑な構造になっていますし、自分で掃除している最中にもカビの胞子をまき散らすリスクがあることを考えると、カビ掃除はプロに任せるべきです。
エアコンの機能や依頼する時期にもよりますが、専門の業者にエアコンクリーニングを依頼すると、1台につき1万円ぐらいかかります。
少し割高に感じるかもしれませんが、エアコンが壊れてしまったらその何倍もの出費になってしまいますし、睡眠や健康への悪影響を考えてみてください。
クリーニング業者の掃除は、強力な洗剤や高圧洗浄機を使ってカビを根こそぎ退治してくれますので、睡眠環境を快適に保てるというメリットもあります。
夏本番になるとクリーニング業者も引っ張りだこになり、なかなか予約が取れないこともありますから、今のうちにエアコンをキレイにしてもらってはいかがでしょうか?
カビ対策を万全にしておけば、体力や免疫力が落ちるシーズンも快眠を守り、生き生きとした生活が送れますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
その正体は、カビや雑菌なんです。
これらの有害物質は部屋中に広がり、寝具にも付着して快眠を妨げることもありますので、本記事を参考に今から正しいエアコンのケア方法を覚えておきましょう。
エアコン内部をカビが好む理由とは?
エアコンの内部は結露がたまりやすく、梅雨シーズンの湿気も加わってしまうことから、常に湿度が高い状態になります。また、エアコンは設置場所が天井近くであるがために掃除が行き届かず、ほこりなどが大量に蓄積してしまうのです。
こうした環境はカビにとって格好の棲み処となり、エアコン内部にあるファンや熱交換器などにびっしりと付着してどんどん増殖していきます。
この状態でエアコンをつけると、内部からカビの胞子が部屋中に飛び散り、寝具にも移って呼吸器疾患やアレルギー反応を引き起こすのです。
さらに、冷房を使っている期間は、温かい空気を取り入れて冷風に変えているため、その温度差で水滴が熱交換器などに付着。
湿度はさらに上昇して、カビがどんどん増えていくのです。
市販のクリーニンググッズは使うべきではない?
DIYショップやドラッグストアに行くと、お手軽なエアコンクリーニンググッズが販売されています。スプレーするだけでカビを除去できる商品もありますが、エアコンの奥まで届くタイプはほとんどないのが実状なんです。
もし、スプレーの水分が電子部品などにかかってしまったら、エアコンの故障にもつながってしまうので、自分でエアコンを掃除するのはお勧めできません。
エアコンの内部は複雑な構造になっていますし、自分で掃除している最中にもカビの胞子をまき散らすリスクがあることを考えると、カビ掃除はプロに任せるべきです。
エアコンの機能や依頼する時期にもよりますが、専門の業者にエアコンクリーニングを依頼すると、1台につき1万円ぐらいかかります。
少し割高に感じるかもしれませんが、エアコンが壊れてしまったらその何倍もの出費になってしまいますし、睡眠や健康への悪影響を考えてみてください。
クリーニング業者の掃除は、強力な洗剤や高圧洗浄機を使ってカビを根こそぎ退治してくれますので、睡眠環境を快適に保てるというメリットもあります。
夏本番になるとクリーニング業者も引っ張りだこになり、なかなか予約が取れないこともありますから、今のうちにエアコンをキレイにしてもらってはいかがでしょうか?
カビ対策を万全にしておけば、体力や免疫力が落ちるシーズンも快眠を守り、生き生きとした生活が送れますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)