コラム
October 16, 2021
テレワークでリズムが乱れている方は注意!食欲の秋に不眠と肥満が進む理由
過ごしやすい季節になって食欲も増す秋。
テレワークにシフトしているとか、自粛生活が継続しているため生活リズムが乱れている方は、不眠と肥満に要注意です。
本記事をしっかり読んで睡眠不足と肥満の関係を学んで、生活改善に取り組みましょう。
これでコロナ前の生活に戻れると思いきや、一部の地域では自粛生活が継続していたり、テレワークが促進されていたりと、私たちの生活は大きく変わりつつあります。
そんな暮らしを続けていると外出の機会が減ってストレスがたまるとか、運動不足になるといった心身の健康にかかわる問題が大きくなります。
とくに深刻なのは、生活のリズムが乱れることによって体内時計もおかしくなり、不眠の悩みを抱える人が急増していること。
大手の保険会社の調査した結果では、50%以上の方が寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるといった症状に悩まされているそうです。
さらに、運動不足や食事をする時間のずれなどに起因する肥満も問題となりつつあります。
みなさんは、不眠や肥満と無縁の規則正しい生活を送っていますか?
その一方で、「グリレン」という食欲を増進させるホルモンが増えるため、必要以上にカロリーを摂取してしまう傾向に。
さらに運動不足もあいまって、「摂取カロリー>消費カロリー」の状態が続き、体内に脂肪が蓄積されて肥満に至るというワケです。
言うまでもありませんが、肥満は糖尿病や高血圧症、高脂血症といった命にかかわる病気につながる症状を招きますので、コロナ前より体重や体脂肪に変化があった方は、今すぐ生活パターンを見直すべきです。
では、具体例を挙げてみましょう。
・体内時計が乱れないように、起床と就寝時間は一定にする
・食事は布団に入る3時間前までに済ます
・アルコールの摂取は控えめに
・毎朝散歩をして日光浴と運動の習慣を
・寝る前にハーブティーを飲むなどして、ストレス解消の時間を作る
・布団にはスマートフォンを持ち込まない(ブルーライトの刺激を避ける)
まだまだ"ウィズコロナ"の生活は続きます。
自分や家族の健康を守るためにも、本記事で挙げた行動を習慣にしてくださいね。
(本記事は2021年9月27日時点の情報をもとに執筆しています)
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
テレワークにシフトしているとか、自粛生活が継続しているため生活リズムが乱れている方は、不眠と肥満に要注意です。
本記事をしっかり読んで睡眠不足と肥満の関係を学んで、生活改善に取り組みましょう。
ウィズコロナの時代に増大する不眠と肥満の悩み
長期にわたった緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が、9月末にようやく全国的に解除されました。これでコロナ前の生活に戻れると思いきや、一部の地域では自粛生活が継続していたり、テレワークが促進されていたりと、私たちの生活は大きく変わりつつあります。
そんな暮らしを続けていると外出の機会が減ってストレスがたまるとか、運動不足になるといった心身の健康にかかわる問題が大きくなります。
とくに深刻なのは、生活のリズムが乱れることによって体内時計もおかしくなり、不眠の悩みを抱える人が急増していること。
大手の保険会社の調査した結果では、50%以上の方が寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるといった症状に悩まされているそうです。
さらに、運動不足や食事をする時間のずれなどに起因する肥満も問題となりつつあります。
みなさんは、不眠や肥満と無縁の規則正しい生活を送っていますか?
睡眠不足で分泌が乱れる2つのホルモンとは?
睡眠と肥満はとても密接な関係にあって、睡眠時間が短くなると食欲を抑える「レプチン」というホルモンの分泌が抑えられるのです。その一方で、「グリレン」という食欲を増進させるホルモンが増えるため、必要以上にカロリーを摂取してしまう傾向に。
さらに運動不足もあいまって、「摂取カロリー>消費カロリー」の状態が続き、体内に脂肪が蓄積されて肥満に至るというワケです。
言うまでもありませんが、肥満は糖尿病や高血圧症、高脂血症といった命にかかわる病気につながる症状を招きますので、コロナ前より体重や体脂肪に変化があった方は、今すぐ生活パターンを見直すべきです。
では、具体例を挙げてみましょう。
・体内時計が乱れないように、起床と就寝時間は一定にする
・食事は布団に入る3時間前までに済ます
・アルコールの摂取は控えめに
・毎朝散歩をして日光浴と運動の習慣を
・寝る前にハーブティーを飲むなどして、ストレス解消の時間を作る
・布団にはスマートフォンを持ち込まない(ブルーライトの刺激を避ける)
まだまだ"ウィズコロナ"の生活は続きます。
自分や家族の健康を守るためにも、本記事で挙げた行動を習慣にしてくださいね。
(本記事は2021年9月27日時点の情報をもとに執筆しています)
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)