コラム October 19, 2021

【最高のアンチエイジングを意識した眠り】深睡眠に必要な2アイテムとは?

わたしたちは毎晩の睡眠で、深い眠りと浅い眠りを繰り返しています。
これによってストレスや疲労解消だけでなく、細胞の修復も行なわれてダメージを受けたお肌の修復が促されているのです。
とくに、眠りについて最初に訪れるノンレム睡眠は一番深度が高くなり、肌細胞を元気にする成長ホルモンの分泌量が増える"最高のアンチエイジングタイム"なんですよ!

眠りについた後3時間が勝負

深い眠り(ノンレム睡眠)というのは、大脳が休息状態に入るとともに、脳にたまった疲労物質「アミロイドβ」の排出が活発になる眠りのこと。
これに対してレム睡眠は、カラダの疲労回復が進む一方で、脳は活性化している状態の眠りを指します。
前者のノンレム睡眠は深さが4段階にわかれていて、3~4段階にあたる眠りに入るとさまざまな恩恵にあずかれるのです。

例えば、寝起きのスッキリ感が得られること。
ノンレム睡眠の深度が高ければ高いほど疲労回復は進みますので、毎日深い眠りが得られれば朝の目覚めが良くなりますし、免疫力も上がって健康的な生活が送れます。
また、美肌づくりに欠かせない「成長ホルモン」の分泌量が最高潮に達し、古い角質がしっかりはがれて新しい細胞と入れ替わる、コラーゲンの生成が進むなど、お肌が内側からどんどんキレイになっていくんです。
こうした深度の不快ノンレム睡眠を、「深睡眠(徐波睡眠)」と呼びます。
ちなみに、深い睡眠が訪れるのは眠りについてから3時間の間で、その後は起床時間に近づくにつれて浅い眠りの割合が増えていくんですよ。

眠りを深くするポイントは?

深睡眠は、ただ眠るだけではなかなか得られません。
寝る前に嫌なことを思い出してしまうとストレスを感じますので寝つきが悪くなりますし、寝室が寒かったら夜中に何度も目が覚めてしまいますよね。
こうした質の低い睡眠を避けるには、布団に入る前にアロマを焚いたりハーブティーを飲んだりして、五感を刺激しながらストレス解消タイムを過ごすのが効果的。

お風呂のお湯に浸かって、カラダを芯から温めながら、バスアロマを楽しむのもいいですね。
ちなみに、眠りにつく2時間前に39度程度のお湯に15分間浸かると、寝付きが良くなってノンレム睡眠の深度が高くなるので、ぜひ試してみてください。
さらに、睡眠環境の見直しをすることで、眠りがどんどん深くなることが期待できます。
寝室は温度を22度ぐらいに、湿度は50%前後になるように空調機器で調整しましょう。

睡眠中にカラダを預ける寝具は、高さや反発力が調整できるタイプを選ぶのがポイントです。
自分の首の高さや骨のカーブに合った枕、適切な体圧分散と寝返りをサポートしてくれるマットレスをセットで使うことで、今までにない深い眠りに誘われます。
GOKUMINのオンラインショップでも、グランピローやエアブリッドマットレス等、寝自分に合った寝心地に調整できる高機能寝具を扱っていますので、"究極のアンチエイジングアイテム"として購入してみてはいかがでしょうか?
ツヤツヤで驚くほどハリのあるお肌に生まれ変わるかも!?

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)